原文入力:2009-10-14午後06:56:11
中央部署公務員たちに内蔵まで食べさせると言ったのに…
構内食堂はオーストラリア産…警護戦闘警察隊にだけ米国産供給
イユ・チュヒョン記者
昨年ろうそくデモ当時、中央部署公務員たちに米国産牛肉を食べさせるという政府の‘約束’とは異なり、政府中央庁舎構内食堂では昨年9月から今年8月まで米国産牛肉を全く消費していないことが明らかになった。反面、この期間に政府果川庁舎を警護する戦闘警察隊員らは国産・オーストラリア産は見ることすらできず、ひたすら米国産牛肉だけ食べた。
国会行政安全委員会所属チェ・ギュシク民主党議員は14日、行政安全部・警察庁から政府庁舎構内食堂および庁舎警備戦闘警察部隊の原産地別牛肉消費量現況資料を受け取り分析した結果を公開した。ソウル,世宗路,政府中央庁舎構内食堂では1年間に5400㎏の牛肉を消費したが、全てオーストラリア産だった。果川庁舎(8981㎏),大田庁舎(3255㎏),光州庁舎(114㎏)もやはり全てオーストラリア産牛肉だけを購入した。反面、果川庁舎を警護する706戦闘警察隊が1年間に消費した牛肉(573㎏)は全て米国産だった。同期間に警察庁と京畿警察庁の構内食堂では米国産牛肉消費実績が全くなかった。
チェ・ギュシク議員は「昨年5月7日当時、チョン・ウンチョン農林水産食品部長官が国会‘牛肉聴聞会’に出てきて‘牛肉輸入再開後1年間、政府中央庁舎に勤める公務員に米国産牛肉コリコムタンと内蔵を食べさせる’と話したが、自ら食べると約束した政府は食べず、選択権のない戦闘警察官にだけ米国産牛肉を食べさせた」として「これは食事の度に軍隊に行った子供を考える両親の心を深く傷つけること」と批判した。
これに対して警察庁は報道資料を出し「706戦闘警察隊担当者の業務錯誤で資料が間違って提出された」とし「実際の706戦闘警察隊の牛肉消費量は584㎏でこの内、米国産は今年3月から購入した268㎏」と弁明した。
イユ・チュヒョン記者edigna@hani.co.kr
原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/381894.html 訳J.S