原文入力:2009-10-13午後11:35:12
労組“ニューMBCプラン 労使協議体 無期限不参加”反発
オム・ギヨン社長“製作費縮小のため…放文振とは無関係”
イ・ムニョン記者
←<文化放送> ‘100分討論’の一場面。オム・ギヨン社長のソン・ソクヒ‘100分討論’進行者交替が有力になる中で、オム社長の‘政治的綱渡り’を批判する社内世論が激しくなっている。 文化放送提供
オム・ギヨン社長のソン・ソクヒ(誠信女子大教授)‘100分討論’進行者交替の動きに反発し<文化放送>(MBC)労組が13日、未来委員会(ニューMBCプラン履行のための労使協議体)議論への参加を無期限延期した。ソン教授交替論議が‘ニューMBCプラン’履行を巡る労使協議に破裂音を出す局面だ。
現在文化放送は‘ソン教授交替の件はまだ未定’としつつ‘時間引き延ばし’をしている。先月21日オム社長が「外部進行者がプログラムを引き受ける場合、効率性と責任性を考慮し内部進行者に交替することを積極的に検討しなさい」という指示で論議を触発させ20日余りが過ぎた。チョン・クァンウン文化放送報道製作局長は12日「‘100分討論’改編次元でソン教授交替を検討しているが最終結果は10月末に発表する計画」と明らかにした。
反面、社内構成員らはチョン局長の話をありのままに受け入れようとはしていない。あるディレクターは「経営陣が‘決定されていない’と話す懸案の結果を見れば、当初憂慮どおりなるのが大部分」として「オム社長がソン教授交替を通じ与党に‘誠意’を見せようとしているようだ」と指摘した。ある記者も「ソン教授交替が単純に進行者の交替だけを意味しないということを知っているから経営側でも決定内容を公開できない」として「発表時期をずるずる引き延ばしているということは結局交替すると見なければならない」と話した。
ソン教授は言葉を慎んでいる。彼は<ハンギョレ>と行った通話で「交替有無は会社で決めることで、決まれば従うしかない」として「(交替事実の通知有無に対しては)私の問題を直接話すには難しい状況であることを理解して欲しい」と話した。
ソン教授交替の外面的理由は製作費の節減だ。ムン・チョルホ‘100分討論’担当部長は「ソン教授の1回当たり出演料が200万ウォンであるので、減らしてみようということだ。‘社内で進行者を探してみなさい’というのがオム社長の原則的意向”としつつ「ただしお金のために進行者を交替することが正しいかは議論が必要だ」と明らかにした。
だがソン教授交替を製作費問題だけとして受け入れる人は殆どいない。文化放送内外では放文振与党理事らの政治的圧迫に対応するオム社長の‘危険な綱渡り’という評価が多い。特に「オム社長が時事教養局と報道製作局の統廃合を検討している」というキム・ウリョン放文振理事長の12日発言(放文振国政監査)まで相まって社内批判世論がより一層増幅されている。キム・グァンドン放文振理事が‘主題類似性’を理由に時事教養局の‘MBCスペシャル’および‘PD手帳’と報道製作局の‘時事マガジン2580’および‘ニュースフー’の統廃合を繰り返し挙論した後に出てきた措置だからだ。オム社長はこの日国政監査業務報告でキム理事長の発言を‘事実無根’として否認した。
現在、ソン教授問題は‘ニューMBCプラン’を跛行に導く暗礁まで作用する様相だ。労組は経営陣のソン教授交替の動きと公正放送を担保する条項を削除した団体協約案提示を巡って「経営陣が政権のコードに合わせようとどれほど努力しているかを示すためのショー」だとし、未来委員会議論に‘無期限不参加’を宣言した。
オム社長は最近<ハンギョレ>と行った通話で「経営事情が難しく製作費を一銭でも節減する必要がある」としつつ「放文振とは関係ない」として政治的意味合いでないことを強調した。
イ・ムニョン記者moon0@hani.co.kr
原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/media/381683.html 訳J.S