原文入力:2009-10-14午前07:33:49
弁明まで一進一退・困窮気配
日本企業から受け取った報酬
いくらなのか箝口・曖昧やり過ごし
野党‘追加問題提起’予告
イユ・チュヒョン記者,イ・ジョンチャン記者
←チョン・ウンチャン国務総理が13日午後、ソウル,世宗路の政府総合庁舎で開かれた特任長官開庁式に参席し、懸板式を行った後チュ・ホヨン初代特任長官などと共に事務室を見回っている。 イ・ジョンチャン選任記者rhee@hani.co.kr
国会人事聴聞会が終わり20日余りが過ぎてもチョン・ウンチャン国務総理の教授時期の行跡に関する各種疑惑が‘乾くことなき泉’のように続いている。 むいてもむいても果てしなく出てくる疑惑のためにネチズンの間からは‘玉ネギ ウンチャン’という話まで出回るほどだ。
日本の情報通信企業CSKグループ傘下の持続成長研究所(CSK-IS)で理事として在職した事実が関心を集めているのは、外国まで‘顔の広い理事’をしたという点だ。しかもチョン総理はこのような事実を聴聞会で明確に明らかにしなかった。問題があらわれた後もチョン総理は理事在職の代価として受け取った報酬がいくらだったのかを明らかにしていない。<ハンギョレ>の度重なる要求にも総理室は金額に口を閉じている。曖昧にしたままやり過ごそうとしているという疑惑を消しにくい。
持続成長研究所で理事を引き受けたことが果たして一回性の諮問活動かという疑問も可能だ。チョン総理は先月21日カン・ウンテ民主党議員が「外国の学校や団体・企業で諮問をして諮問料を受け取ったことがあるか」と尋ねるとすぐに「大学や研究所で講義やセミナーをすれば報酬もくれるし…」と話した。外部機関の理事として仕事をするのと、一回性で要請がきて講演をすることとは性格が違う。
彼はこの間、教授時期の色々な外部活動経歴に対して明らかに解明できず一進一退する姿を見せた。ハナ金融経営研究所から1億ウォンの顧問料を受け取った事実が確認されても、「講義料と原稿料だった」と話した。しかし研究所の年次報告書に顧問と明示されており、研究所では彼のための事務室まで用意していたことが明らかになり苦しい弁明となってしまった。
青厳財団理事職と関連しても聴聞会当時は「教育科学技術部の許可を受けており総理内定直後にそれまで持っていたすべての席を辞職した」と話したが、教科部許可も受けておらず理事職も総理就任直後の先月29日に辞めた。1998~2000年には外国系投資会社の韓国信用評価情報で社外重役を引き受けたことも問題になった。総理室は「教育公務員法上、営利法人の社外重役を引き受けるために所属機関長の許可を受けなければならないという教育公務員法規定が制定(2002年)される以前のこと」であるから違法ではないと解明した。だがこの規定が生じる前には国家公務員法の適用を受けるため、営利目的業務に従事することができない上に、所属機関長の許可なしで他の職務を兼ねることもできなかった。つじつまの合わない解明になったわけだ。
野党はチョン総理就任直後までは‘政治攻勢’という世論を意識し内部的にはチョン総理の解任要求に消極的だった。しかし相次いで不適切な兼職事実があらわれ、攻勢的な態度を取っている。イ・ガンレ民主党院内代表は13日院内対策会議で韓国信用評価情報理事職問題に言及し「チョン総理は正常な職務遂行が不可能」として「我々は追加的な問題提起を継続するだろう」と警告した。イ院内代表は「国政監査が終わった以後、他の野党と共にチョン総理の解任建議決議案の発議可否を熟考するだろう」と話した。
イユ・チュヒョン記者edigna@hani.co.kr
原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/381794.html 訳J.S