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透明な手続き どこへ…YTN, ペ・ソクキュ社長 選任

https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/381168.html

原文入力:2009-10-09午後09:43:38

イ・ムニョン記者

国政監査で大株主が透明な社長選任手続きを約束し2日後の9日<YTN>が緊急理事会を開きペ・ソクキュ社長職務代行(専務)を社長に正式選任した。

YTNはこの日午前、報道資料を出しペ代行の代表理事選任事実を公表した。ペ社長は去る8月、ク・ボンホン社長辞退の翌日から社長職務代行として会社経営を受け持ってきたが、報道局長推薦制廃止および‘突発映像’担当記者待機発令などを強行し労組と摩擦を醸し出してきた。ペ社長は1979年<東亜放送>記者として入社した後<韓国放送>(KBS)を経てYTNでニュース総括部長とワシントン支局長,子会社YTNメディア社長などを歴任した。

この日、理事会によるペ社長選任は去る7日放送通信委員会国政監査に出席したチョン・ドボン 韓電KDN社長など大株主らが野党議員らに‘社長推薦委員会構成を通じた新社長選任’を約束して二日後になされた。今回の理事会は開催5日前に理事らに事前通報しなければならない通常的手順を踏まず‘理事および監査の全員同意がある場合に緊急開催が可能’という規定を適用し国政監査翌日の8日に電撃招集された。

労組はこの日声明を出し「大株主と理事らは後任社長を透明な公募を通じて選任するという対国民約束をした。明白な偽証であり国民を欺瞞した処置」として「ペ・ソクキュ氏は決してYTNで堂々たる社長とは認められない」と批判した。労組は12日午前8時、社屋後門で抗議集会を開く計画だ。

イ・ムニョン記者moon0@hani.co.kr

原文: 訳J.S