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国家情報院「金委員長の答礼訪問に関して決まったことない…朝米対話と連動」

登録:2018-12-05 23:48 修正:2018-12-06 07:55
ソ・フン国情院長、国会情報委員会に出席し 
「金委員長の答礼訪問は朝米対話と共に進める」 
「アンドリュー・キムと金英哲、会う計画はなかった」
ソ・フン国家情報院長が今月5日、国会で開かれた情報委員会で水を飲んでいる/聯合ニュース

 国家情報院が5日、金正恩(キム・ジョンウン)北朝鮮国務委員長の答礼訪問は朝米対話と連動しているため、まだ時期が決まっていないと明らかにした。

 国会情報委員長のイ・ハクジェ正しい未来党議員は同日、情報委員会全体会議後のブリーフィングで、「国情院が『金正恩委員長の答礼訪問は朝米対話と連動しているため、(朝米対話の)進行状況と共に進められる』と明らかにした」と伝えた。イ議員は「(答礼訪問の時期が)10日や18日など様々な報道があるが、国情院が把握しているものがあるのかと質疑したが、(ソ院長は)まだ決まったことはないと答えた」と説明した。

 朝米交渉を調整しているアンドリュー・キム米中央情報局(CIA)コリア・ミッションセンター長と金英哲(キム・ヨンチョル)労働党統一戦線部長が会えなかったという報道については、国情院が「双方が会わなかったのは事実であり、最初から会う計画がなかった。国情院と米CIAは、北朝鮮の誰に会ったのか、米国の立場が何かについて十分に疎通している」と述べたと、イ委員長が伝えた。

 同日の会議には、ソ・フン国情院長が出席した。情報委は来年度の国情院予算を議決し、予算決算特別委員会に引き渡した。イ委員長は国情院の予算規模について「対外秘事項なので、明らかにできない」とし、「一部減額された」と述べた。

イ・ギョンミ記者(お問い合わせ japan@hani.co.kr)
https://www.hani.co.kr/arti/politics/assembly/873148.html韓国語原文入力:2018-12-05 15:28
訳H.J

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