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‘100億要求’質されチョン行政官“ちびちび集めることはできない”

原文入力:2009-10-09午前07:12:07
パク・ノイク,キム・インギュ氏‘ハンギョレ’通話では何を言ったか
“主務官庁として調整すること”政府次元 介入示唆
キム・インギュ会長“7月末 大統領府会議 知らない”関連性否認

パク・チャンソプ記者,キム・ポンギュ記者

←チェ・シジュン放送通信委員長が7日午前、国会で開かれた文放委放送通信委員会国政監査を受け、野党議員らと挨拶を交わしている。 キム・ポンギュ記者bong9@hani.co.kr

‘大統領府行政官の通信3社に対する巨額基金出資要求’に対し大統領府は公式に△パク・ノイク行政官が個人的に集まりを主宰し△基金規模の話はなく△納付を要求したこともなかったと解明した。パク行政官は会議を主宰しただけで大統領府の集まりに共に参加した韓国デジタルメディア産業協会(KoDiMA)関係者が基金の早期造成を建議しただけだということだ。

だが、これはパク行政官が<ハンギョレ>との通話で基金出資要請を事実上認めた内容と距離がある。また通信3社に基金出資要求をしたことがないというキム・インギュ KoDiMA会長の話とも合致しない。大統領府解明の真実性に対する理解を助けるため、パク行政官とキム・インギュ会長が<ハンギョレ>と行った通話内容を紹介する。

パク行政官は去る6日の通話で「通信3社の対外協力担当役員らを大統領府に呼び出し、KoDiMAに出資金を出せと要求したことがあるか?」という質問に「難しいイシューだ。話はかなり以前から出てきたものだ。放送通信委員会に勤めている時も議論は継続していた」と答えた。要請事実に対する否認はなかった。

記者が「100億は巨額だが」と尋ねると、彼は「どんな協会団体でも安定が重要だ。元手が必要だ。毎年ちびりちびりと契の集まりとか同窓会でもするように集めることはできない。どんな協会でも安定した元金が必要だ。それで初めて事業をすることができる」と話した。放通委のある幹部は「利益団体なのに政府が基金を出しなさいと言うのはどうもぎこちない。(パク行政官が)督励をを強くしたようだ」と伝えた。

パク行政官は「大統領府と放通委が通信3社と協会間に橋を架けたのか?」という質問に「主務官庁として意見調整をしたまでだ」と答えた。個人的次元から集まりを主宰したのではなく、政府担当者として積極的な合意摸索に出たことを表わしたのだ。「協会を作れば主務部署の許可を受ける。財源が協会の最も重要な定款に入らなければならない内容であり、主務官庁として管理監督次元で協会をどのように運営するのかは…」というパク行政官の話もこういう推定を裏付ける。

また彼は「協会で(金をくれという)要請があったのではない。今年の初めも(IPTV)加入者募集もうまくできず、マーケティングもそうで、投資額もなくてんてこ舞いして、こういう過程で協会は協会なりに事業をする余力がなかった」と話した。だがパク・ジェワン国政企画首席は7日のブリーフィングで「協会関係者が基金造成を建議した」と明らかにした。

大統領府は当時の集いにKoDiMA関係者が参加していたと明らかにしたが、キム・インギュ会長は8日<ハンギョレ>との通話で「大統領府で7月31日会議があったことを知らなかった」として「私が圧力を加えたと見られているようだが私の名誉を賭けて言う。そちら側(通信事業者)で基金を作ると言ったのだ」と付け加えた。協会で直接基金要請をしたことはないというキム会長の説明は、協会が大統領府での集いで基金出資を建議したという大統領府側主張とは符合しない。またキム会長も知らなかった状態で協会職員が大統領府での会議に参加し基金造成を要求したということも簡単に納得できない。

パク・チャンソプ記者cool@hani.co.kr

原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/381018.html 訳J.S