原文入力:2009-10-08午後07:50:46
裁判所“チン・ジュングォン氏 発言 風刺・ユーモア”
ノ・ヒョンウン記者
ソウル中央地裁民事28単独ソ・キホ判事は8日、保守論客チ・マンウォン(67)氏がタレント ムン・グニョン(22)氏の寄付行為に対し家族史を挙げて非難する文を載せた後、チン・ジュングォン(46)前中央大兼任教授がこれを批判するや提起した3000万ウォンの損害賠償請求訴訟で原告敗訴の判決を下した。
裁判所は「一部表現でチ氏が主観的に人格冒とくを感じる可能性があるとは言え、チン教授の発言経緯を考慮すれば風刺とユーモアの側面があり、これはチ氏が甘受しなければならない範囲」と明らかにした。裁判所は続けて「チ氏は大韓民国の正統性を重視するあまりムン氏とムン氏の家族に対する名誉毀損の可能性を考慮することができず、これは理念的に保守的指向の人々からもあまねく批判を受ける原因となった」と指摘した。
チ氏は昨年11月、ムン氏が福祉団体に匿名で8億5000万ウォンを寄付した事実が知らされるや、自身のホームページに「左翼勢力らがパルチザンの孫娘であるムン・グニョンを英雄に仕立て上げている」という内容の文を載せた。これに対しチン前教授は進歩新党ホームページに「チ・マンウォン氏の想像力がますます光を放ち、歳をとるにつれますます小ざかしくなられているようだ。進歩新党が一日も早く執権し、ああいうかわいそうな老人は発見しだい無償で治療する社会になったらうれしい」という文を載せた。
ノ・ヒョンウン記者goloke@hani.co.kr
原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/380931.html 訳J.S