原文入力:2009-10-07午後10:17:37
[2009国政監査]国政監査の焦点
環境労働委員会労働部監査
イ・ワン記者,キム・ジンス記者
←イム・テヒ労働部長官が7日午前、政府果川庁舎で開かれた国会環境労働委員会労働部国政監査で挨拶辞のために発言台に出てきている。 果川/キム・ジンス記者jsk@hani.co.kr
“非正規職対策不十分…補完策 用意する”
正規職転換 中小企業 税額控除延長 明らかに
公務員労組 民主労総加入には“違法ではない”
“非正規職対策について種々の面で不十分だったという点を認める。”(イム・テヒ労働部長官)
7日国会環境労働委員会の労働部国政監査で野党議員らは「労働部の非正規職対策は失敗した」としてイム長官を集中攻撃した。これに対しイム長官は不十分さを認め何回も「補完策を用意する」と明らかにした。
この日の国政監査でキム・サンヒ民主党議員は期間制労働者の雇用期限を4年に延長する内容の労働部非正規職法改定案を撤回しろと要求した。キム議員は「労働部が2年間に500余回の懇談会をしたが、この内 非正規職関連政策懇談会は11回のみであり、労働部の今年の研究用益113件の内で非正規職関連研究もただの一件だけ」として「このように意見収斂や研究調査が不十分な状態でゴリ押しした‘期間延長案’は撤回されなければならない」と指摘した。キム・ジェユン民主党議員は「正規職転換をした中小企業にあたえる税額控除恩恵を政府が来年から無くすことは問題」と叱責し、イム長官から「党と政府に要請をしてあり最善を尽くし(税額控除恩恵を)延長するようにする」という答弁を引き出した。
ホン・ヒドク民主労働党議員は政府が公共部門非正規職労働者らを‘企画解雇’したことを執拗に追及した。ホン議員は「報勲病院は勤労契約期間を操り上げ非正規職労働者を解雇し、韓国ポリテクニック(旧 技能大)は契約期間が残っている非正規職を解雇した」とし「長官が復職させる意思はないか」と尋ねた。これに対しイム長官は「契約があるのに一方的に措置したことは問題がある」と答えた。イム長官はまた「勤労者の雇用安全性が重要だ」と明らかにした。
環境労働委委員長のチュ・ミエ民主党議員は労働部官僚らの態度を叱責した。チュ議員は労働部が作った‘2009年主要業務推進現況’文書を提示し「文書の中で‘法改正なしに期間制限規定がそのまま施行されることにより労働市場をモニタリングする一方…’という字句などは労働部が依然として法が改定されてなければならないという意思を捨てられずにいることを示している」とし「労働部が政治集団のように行動している」と声を高めた。
キム・ジェユン民主党議員も「労働部の‘100万解雇大乱説’は政府とハンナラ党を羊飼い少年に転落させた」として「しかしこれに対して誰も責任を負おうとしていない」と指摘した。これに対しイム長官は「責任を負わなければならない部分は負わなければならない。ただし7月1ヶ月間の統計だけで予断し判断することは難しい」と話した。
イ・ワン記者wani@hani.co.kr
原文: https://www.hani.co.kr/arti/politics/politics_general/380686.html 訳J.S