原文入力:2009-10-07午後08:21:23
本部・支部 幹部口座 入出金内訳確認
“処罰根拠 微弱だからと別件捜査”反発
パク・ヒョンチョル記者,チョン・ユギョン記者
検察と警察が去る6~7月に時局宣言を行った疑惑(国家公務員法違反など)で告発された全国教職員労働組合(全教組)キム・ヒョンジュ首席副委員長など幹部らの口座を追跡している事実が7日確認された。全教組は公安当局が時局宣言教師を処罰する根拠が微弱だからと、他の疑惑を重ねてかぶせようと‘別件捜査’をしているとして反発した。
ソウル,永登浦警察署のある幹部はこの日<ハンギョレ>と通話で「先月29日、押収捜索令状を発行され全教組本部と支部所属幹部らの口座の入出金内訳を確認している」とし「組合の公金流用可能性などを包括的に調べているが、疑惑の内容についてまだ言える段階ではない」と明らかにした。警察は口座追跡対象が何人なのかも明らかにしなかった。これと関連し検察関係者は「法に従ってしているだけであり、捜査中の懸案でもあり別に言及するほどの内容ではない」と話した。
これに先立ちチョン・ジンフ(52)全教組委員長はこの日ソウル中央地検で調査を受けた後、記者会見を行い「検察がキム副委員長の口座を追跡した事実を確認した」とし「ひとまず捜査に着手した後、他の件まで組み入れようとする‘別件捜査’が進行しているという感じを受けた」と主張した。
警察は去る6月18日全教組が時局宣言を発表した後、7月3日未明ソウル,永登浦洞の全教組本部と舎堂洞のソウル市支部事務室などを押収捜索し、会計資料とコンピュータ ハードディスクなどを確保し捜査を展開した。
一方、ソウル中央地検公安2部(部長 ユ・ホグン)はこの日チョン委員長とキム主席副委員長など5人を呼び調査した。チョン委員長は「検察は‘全教組が民主労総と共謀し、法が禁止している政治活動を行い、これを通じて来年の地方自治体選挙と2012年の総選挙に影響を及ぼす意図があったのではないか’と尋ねた」と伝えた。
パク・ヒョンチョル,チョン・ユギョン記者fkcool@hani.co.kr
原文: 訳J.S