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パク・キソン労働研究院長 自己論文 盗作 疑惑

https://www.hani.co.kr/arti/society/labor/380210.html

原文入力:2009-10-05午後10:36:02
ユ・ウォンイル議員“数回書き写しつぎはぎ”…二大労総“解任しなければ”

イ・ワン記者

労働関連国策研究機関である韓国労働研究院のパク・キソン院長が誠信女子大教授(経済学)として在職した当時、自分の論文を盗作したという疑惑が提起された。

国会政務委員会所属ユ・ウォンイル創造韓国党議員は5日「パク院長の論文を分析したところ、自身の論文を他の論文に書き写したり学術誌に掲載された論文を他の学術誌に再度掲載するなど、研究倫理に背く行為10件が発見された」と主張した。パク院長が2004年に書いた‘経済成長のための労使関係’論文が2004年学術誌<労働経済論集>に掲載された‘賃金と生産性’論文および1998年に書いた‘労働政策における自律裁量と原則’論文と重複する部分が多く‘自己剽窃’と‘つぎはぎ’疑惑があるということだ。

またパク院長はこの論文の相当部分を英語に翻訳し2007年<パシフィック エコノミック レビュー>という学術誌にも載せ‘重複掲載’疑惑も起きているとユ議員は主張した。学界では韓国語で書いた論文を英語に翻訳し他の学術誌に載せることも剽窃と見る見解が優勢だ。

ユ議員側はこの他にもパク院長が2001年に書いた‘韓国労働市場での統計的差別’論文は他の論文と同じデータとモデルを活用しており‘自己剽窃’疑惑が提起されていると明らかにした。労働研究院関係者は「国策研究機関は研究の信頼性が生命なのに、研究者として模範を見せるべきである院長の論文が剽窃論議に包まれるのは大きな問題」と話した。

パク院長は就任後の今年2月、団体協約を一方的に解約するなど研究員労組と摩擦を醸し出し、先月17日には国会で「憲法から労働3権(団結権・団体交渉権・団体行動権)を除かなければならないというのが私の所信」という趣旨の発言をして論難を呼び起こした経緯がある。これに対し、韓国労働組合総連盟公共部門闘争本部は去る29日、対政府闘争を宣言し5大要求事項の中の一つにパク院長の解任を要求を挙げた。 イ・ワン記者wani@hani.co.kr

原文: 訳J.S