原文入力:2009-10-05午後01:54:45
パク・キソン, 競争入札避け 3千万ウォン未満 5件 委託
カン・ジョンヒ海洋水産開発院長, 光州民主化‘蔑視’
ソン・ホジン記者
←パク・キソン(左側)韓国労働研究院長とカン・ジョンヒ(右側)韓国海洋水産開発院長.
憲法からの労働3権(団結権・団体交渉権・団体行動権)削除などの発言で物議をかもしたパク・キソン韓国労働研究院長が今度は研究課題委託に対する特恵性随意契約で論難になっている。また、カン・ジョンヒ韓国海洋水産開発院長も反労働的発言をしたと伝えられ、イ・ミョンバク政府の一部国策研究院長らに対する資質是非が強く問われている。
ホン・ヨンピョ民主党議員は4日、韓国労働研究院の最近1年間の研究課題外部委託実態資料を公開し、「昨年8月に就任したニューライト出身パク・キソン院長が委託研究費が3000万ウォン以上ならば競争入札を行わなければならない規定を避けるために、ニューライト人士および知人に2900万ウォンと2950万ウォンなどの金額で随意契約(任意選択契約)を5件も与えた」として特典疑惑を提起した。
資料によれば労働研究院は‘労働関連法・制度先進化方案’はニューライト系列の‘新労働研究会’所属教授に任せ、‘公正労働政策’研究はパク院長の知人の夫人が運営する団体に委託した。ホン議員は「パク院長の就任以前には実態調査と労働部要請による地域賃金研究委託事業を除くすべての委託研究費が1000万ウォン未満であり、委託契約もパク院長就任前は研究員全体に公開されていたが、彼の就任以後には職務役員らだけが知ることが出来るように変わった」と話した。労働組合との団体協約を解約し、労使葛藤を生じさせてきたパク院長は先月国会で「憲法から労働3権を除かなければならないということが所信」と明らかにし、政界と労働団体から辞退圧迫を受けた。。
カン・ジョンヒ韓国海洋水産開発院長も労使葛藤などに言及する過程で、光州民主化運動の犠牲者たちが集団的同調に加担して起きたと解釈されるような発言をし論難がおきている。
ユ・ウォンイル創造韓国党議員はこの日カン院長が先月末の職員とのワークショップで行った発言の録音収録を入手し公開し、「カン院長が開発院の評価制度などに対する社内反発などに言及する過程で‘非正常的同調,集団的な同調は皆さんに犠牲を持たらす。双龍(自動車)事態でどれほど多くの人々が犠牲になったと思うか。光州民主化運動でどれほど多くの人々が犠牲になったと思うか。同調しなければ何の傷が…. 犠牲になった人はどれほど胸が痛いか。理性を持て’と話した」と明らかにした。ユ議員は「労組員らの正常な問題提起を集団的同調というかと思えば、光州民主化運動まで蔑視した発言」と話した。
カン院長も最近労組幹部3人を解任し1人を懲戒するなど、労組との団体交渉を円満に解決できずにいる。 ソン・ホジン記者dmzsong@hani.co.kr
原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/380155.html 訳J.S