原文入力:2009-09-30午後07:35:37
“国内用提案・一回性発言 中国など沈黙の意味を知らねば”
イ・ジェフン記者
参加政府で6者会談首席代表と外交通商部長官などを務めたソン・ミンスン民主党議員は30日、自身のブログにあげた‘グランド バーゲンしようとすれば’という文でイ・ミョンバク大統領の北核解決のための‘グランド バーゲン’は「北核問題の本質に対する大きな錯覚」と批判した。北核専門家中の1人であるソン議員は、グランド バーゲンに対し「米国政府が前例を見つけ難いほどの冷たい反応を示した」として「中国・日本・ロシアなど、どこの国もこの提案に何の公式反応もしていないのに、この沈黙が何を意味するのかを分からなければならない」と指摘した。
まず内容の側面で、全体非核化日程を一挙に合意しようというグランド バーゲン提案は「スタートラインを離れることができない馬を競走路に立たせること」と違わない「見込みのない企図」とソン議員は規定した。技術的に見る時、北韓の核廃棄と対北体制保障・経済支援の‘非対称属性’のために段階的履行を通じて相互信頼を構築し解決するほかはない現実的制約があるということだ。ソン議員は「今まで北韓の大量殺傷武器問題が解決できなかったのは一括妥結方案のようなものが提示されることができなかったためではない」として、重要なのは‘約束’ではなく‘相互信頼’だと強調した。ソン議員はイ大統領のグランド バーゲン提案が米国外交協会ホームページには‘先核放棄論’として紹介されていると伝えた。
手続き上でも韓国が北核と韓半島問題解決の中心的役割を果たそうとするなら‘韓-米共助,南北疎通,韓-中調整’が必須なのに、今回の提案は関連国らと適切な事前調整がされていないことが明らかになったということだ。米国が内部交信に問題があり、初期に否定的反応を示したという(政府の)説明は全く説得力がないとソン議員は指摘した。ソン議員は「北韓が先に核廃棄をすれば何をしてあげるというのは北韓の変化に対する‘対策なき期待’に過ぎず‘政策’となることはできない」として「どう考えても国内用提案か国際社会での一回性の発言の一つに終わるだろう」と評価した。
イ・ジェフン記者
原文: 訳J.S