原文入力:2009-09-29午後11:00:21
イ大統領, イ・クィナム,イム・テヒ,ペク・ヒヨン 任命裁可…野党“何のために聴聞会をやるのか”反発
ソン・ホジン記者,ファン・ジュンボム記者
イ・クィナム(法務),イム・テヒ(労働),ペク・ヒヨン(女性)長官候補者。これらは野党の任命反対で国会で人事聴聞経過報告書さえ採択できなかった。聴聞会で偽装転入にともなう住民登録法違反,不動産投機疑惑などが大きくなり野党はこれら3人の指名撤回を強力に要求してきた。しかしイ・ミョンバク大統領が30日これらにそのまま任命状を与えることにして「それなら何のために聴聞会をやるのか」という指摘が出ている。
大統領府関係者は29日「イ大統領が本日イ・クィナム,イム・テヒ,ペク・ヒヨン候補者の任命を裁可した」と話した。大統領府は国会がこれら3人の長官候補者に対する報告書採択期限(27日)を越して二日後に任命手続きに入った。人事聴聞会法は聴聞要請書が国会に提出され20日以内に報告書が採択されなければ、続く10日以内に大統領が任命することができるようになっている。イ大統領は30日これらを含む長官6人に任命状を与えた後、チョン・ウンチャン新任国務総理など新内閣と初めての閣僚会議を開く。
これと関連してウ・ユングン民主党院内首席副代表は「聴聞会制度の実効性を真剣に考慮する時」として「民主党は法律違反前歴候補者に対する任命同意基準を立てるなど人事聴聞会関連法改正案を作り提出するだろう」と話した。ペク・ヒヨン候補者を聴聞会で検証したクァク・ジョンスク民主労働党議員は「候補者が女性政策懸案も把握できていないうえに不動産投機疑惑も解消できなかった」として「大統領が任命を強行したのは国民と国会を軽んじること」と批判した。
ソン・ホジン,ファン・ジュンボム記者dmzsong@hani.co.kr
原文: 訳J.S