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‘10・28補欠選 ’交錯した雰囲気‘

https://www.hani.co.kr/arti/politics/politics_general/378770.html

原文入力:2009-09-26午前12:20:30
支持率上昇 ’ゆったりハンナラ
‘大物候補霧散’ 苛立つ民主
与党 安山常緑乙選挙区 ソン・ジンソプ 公認
水原,長安にはパク・チャンスク 有力

シン・スングン記者,ソン・ホジン記者

‘ゆったりとしているハンナラ党,気をもむ民主党’ 10・28補欠選を控えた与野党の雰囲気が最近くっきりと交錯している。去る4月の補欠選で‘5対0惨敗’を喫したハンナラ党は当初10月補欠選でも‘力に余る戦い’を予想した。慢性的な親イ-親パク葛藤、安産常緑乙と水原,長安など首都圏決戦場の雰囲気などを考慮する時、決して有利でないと見たのだ。

しかし、最近になり雰囲気が完全に変わった。チャン・クァングン事務総長は25日「あらかじめ選挙結果を予測するのはいけないが、ハンナラ党に決して悪くない雰囲気が醸成されている」と話した。党内の一部では「5対0で圧勝し4月惨敗を雪辱することができる」という話まで出ている。

ハンナラ党のこういう自信はイ・ミョンバク大統領とハンナラ党支持率に対する期待心理が反映されたものと見られる。この日、党付設汝矣島研究所んいよる調査の結果、イ大統領の国政遂行支持率は44.5%を記録した。ハンナラ党支持率も40.1%で民主党を圧倒していることが明らかになった。ある核心党役員は「イ・ミョンバク政府スタート当時の党支持率の40%台を完全に回復した」として「今回は去る4月補欠選結果と180度違うだろう」と話した。

民主党が首都圏勝負所である安山常緑乙と水原,長安で適切な候補を探せないまま混線に陥っている状況もハンナラ党の楽観論に力を付加している。ハンナラ党はこの日、安山常緑乙にソン・ジンソプ前安山市長を公認した。他の予備候補6人がソン前市長の党籍変更履歴などを批判し無所属出馬を警告したが、党はこれを無視した。ソン前市長程度ならやってみる価値はあると結論を出したのだ。水原長安にはパク・チャンスク前議員の公認を確定した。ハンナラ党は当初パク前議員とパク・フンソク候補者を対象に世論調査競選をする予定だったが、パク・フンソク候補者が競選を受諾せずパク前議員を候補に定めた。ハンナラ党はパク前議員の勝利を楽観している。

反面、補欠選戦略が乱れた民主党は頭を痛めている。ソン・ハクキュ前代表が出馬すれば当選確実だと見た水原,長安の勝負が不透明になった上に、キム・グンテ(安産常緑乙)前議長投入カードまで失敗に終わったためだ。

核心党役員は「10月補欠選5ヶ所の状況を現在では‘2強1中2弱’と見ている」と分析した。彼は「安産常緑乙は民主党予備候補の中で支持率が最も高い候補とハンナラ党ソン・ジンソプ候補,無所属イム・ジョンイン候補など3人を入れて世論調査をすれば民主党候補が1位と出てくる」と話した。やるだけのことはあるという話だ。民主党は忠北,曽坪・鎮川・槐山・陰城郡地域も勝算があると期待する。議員職を失ったキム・ジョンニュル議員に対する同情の雰囲気がある上に伝統的に民主党強勢地域なので良い結果が出るというのが民主党の分析だ。

しかし、当初勝利確実地域に分類した水原,長安は‘1中’に分類する程の競合状況と見ている。指導部はイ・チャニョル地域委員長の他にチャン・サン最高委員擁立を考慮している。党独自の世論調査でチャン最高委員が水原,長安に縁故がないのにハンナラ党候補として有力視されるパク・チャンスク前議員との支持率格差を大きく狭められると出てきたという。

状況が容易でないと見て民主党内部では野党圏候補単一化の必要性が提起されている。カン・ギジョン代表秘書室長は「安山常緑乙で民主党候補の支持率が与党候補を安定的に上回れなければ無所属イム・ジョンイン候補との野党圏単一化が必須だ」として「他の地域でも候補単一化議論を考慮する」と話した。シン・スングン,ソン・ホジン記者skshin@hani.co.kr

原文: 訳J.S