原文入力:2009-09-26午前02:36:06
聴聞会で追及されるや “経費700万ウォン…収入残る”
国税庁 “申告経費 2億2883万ウォン”…偽り解明 確認
“実務者錯誤” 弁明…ハンナラ “28日任命同意案処理”
ソン・ホジン記者,キム・ジウン記者
←チョン・ウンチャン総理候補者が21日国会で開かれた人事聴聞会で多様な表情をしている。世宗市関連の立場と所得税脱漏などに対する野党議員らの追及には困惑する表情を、与党議員らの‘味方性’質問には笑みを浮かべた。 キム・ポンギュ,キム・ジンス記者bong9@hani.co.kr
チョン・ウンチャン国務総理候補者が人事聴聞会で3億ウォンを越える怪しい‘預金増加額’と関連して、虚偽解明した事実が国税庁提出資料で確認され偽証論難が強まっている。
カン・ウンテ民主党議員は今回の聴聞会でチョン候補者が提出した人事聴聞資料などを根拠に2006~2008年の3年間、収入(9億100万ウォン)より支出(9億4300万ウォン)が4200万ウォンも多いのに、この期間に預金が3億2000万ウォンも増加しているのは申告せずに隠した所得があるのではないかという疑惑を提起した。
これに対し、チョン候補者は去る22日聴聞会で最近3年間の総収入が支出より4億5900万ウォン多く、預金増加額に異常はないという解明資料を出し積極的に反論した。このように両側の主張が食い違うのは研究サービスなどの事業所得収入のために支出した必要経費(人件費・会議費・接待費・出張費用など)算定で違いが生じたことが最も大きい理由だった。民主党はチョン候補者が税務署に3年間の必要経費を2億2883万ウォンと申告処理したとした反面、チョン候補者は聴聞会で必要経費が700万ウォンだけだったと説明した。
しかし国税庁が25日民主党など野党の要請でチョン候補者人事聴聞特別委に提出した答弁書によれば民主党が主張した金額が全て事実であることが明らかになった。国税庁は答弁書で「チョン候補者の総合所得税申告事項によれば2008年の必要経費が1億7465万ウォンに達するなど最近3年間の必要経費が2億2883万ウォンと申告されている」と確認した。
チョン候補者もこの日ハンナラ党側聴聞特別委委員らが今回の論議の検証のために依頼した公認会計士に出した2次解明資料が1次解明資料と異なっていて聴聞会当時、自身の解明が誤りだったことを認める格好になった。チョン候補者の1次解明資料では最近3年間700万ウォンだった必要経費が2次資料では3500万ウォンに増え、総収入から支出を引いた金額も1次資料では4億5900万ウォンだったが、2次資料では預金増加額(3億2000万ウォン)と類似した3億5000万ウォンに変わった。
カン・ウンテ議員はこの日の聴聞特別委で「1次解明資料は虚偽文書に該当し、人事聴聞会法19条,国会での証言・鑑定などに関する法律14条(偽証等の罪)によりチョン候補者は偽証等の罪に該当し、告発措置しなければならない」と主張した。偽証罪は1年以上10年以下の懲役に処するようになっている。彼は「2次資料で最近3年間の海外所得が8500万ウォンだと提出したが、いったいどんなセミナーなのか、どんな講演なのか、具体的証憑資料もないなど全く気の向くままだ」と指摘した。反面、ナ・ソンニン,チャ・ミョンジン ハンナラ党議員らは「1次解明資料は本人の錯覚や失敗であり偽証をしたのではない」と庇った。イ・ビョンヨン チョン候補者聴聞準備チーム長は<ハンギョレ>との通話で「2次資料が最終的に公認会計士の検証を受けたものであり十分に釈明されたと見る」として「1次資料は急に作った際に実務者の錯誤があった」と話した。
この日ハンナラ党は聴聞特別委で民主党など野党が退場した中でチョン候補者に対する聴聞会経過報告書を採択した。チョン・ウイファ(ハンナラ党)聴聞特別委委員長は「両党幹事追加協議を通じて今日野党議員らが提起した意見と資料などを報告書に記録・添付し国会議長に提出する」と話した。ハンナラ党は28日本会議を開きチョン候補者任命同意案を処理する予定だ。 ソン・ホジン記者dmzsong@hani.co.kr
原文: https://www.hani.co.kr/arti/politics/assembly/378819.html 訳J.S