原文入力:2009-09-21午後08:21:58
パク・キソン労働研究院長 ‘暴言’ 追加公開
“労使政委 廃止” 主張も
イ・ジョンエ記者
←パク・キソン韓国労働研究院院長
国会政務委員会で ‘憲法から労働権を除くべきだというのが私の所信’と主張し論難を起こしたパク・キソン(写真)韓国労働研究院院長の‘反労働’ 発言が追加公開された。
ユ・ウォンイル創造韓国党議員は21日報道資料を出し「パク院長が昨年8月就任以後、公式席上で労働3権を否定するだけでなく、‘すべての労働者を非正規職にしなければならない’ という等、反労働発言を繰り返してきた」と主張した。ユ議員が公開した資料によれば、パク院長は昨年8月労使関係研究本部研究員らと昼食をしている間「すべての正規職を非正規職にしなければならないと考える」と明らかにするなど色々な席で数回こういう話をした。
論文と各種の著書を通じては社会的合意機構である労使政府委員会の廃止を主張した。彼は2004年に韓国金融研究院で出した<韓国経済の分析:経済成長のための労使関係>という題名の論文で「労働部の労政部署と労使政府委員会を廃止し、労働委員会の調整と裁判所の法律的審判に依存すること」を提案した。また2007年には他の学者と共に出した本<韓国の労働どのようにすべきか>では「労使政府委員会のような社会的合意主義を排撃しなければならない」と主張した。
彼は去る2月、全国公共研究労働組合が労働研究院に産別交渉参加を要求した時は「我が国では企業別労組が原則で、産別労組は認めることはできない」としてこれを拒否した。彼はまた去る2月、労働研究院労使が結んだ団体協約を一方的に解約し、以後は研究委員会議に参加し「団体協約解約以後、労組がストライキをすれば ‘先制的職場閉鎖’ も辞さない」という強硬発言を吐き出した。
ユ議員はこれに対し「全経連付設研究所長ならば理解できるが、労働問題を研究する国策研究機関である労働研究院長としては適切でない」として「労働研究院長職から直ちに退かなければならない」と主張した。韓国労総出身のキム・ソンテ ハンナラ党議員もこの日声明書を出し「憲法体制に挑戦し自由民主的秩序を威嚇する厚顔無恥な発言に責任を負わなければならない」として辞退を要求した。
イ・ジョンエ記者hongbyul@hani.co.kr
原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/labor/377898.html 訳J.S