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成績は‘住居価格順’修能成績1~2等級比率 江南3区・特別目的高校など群を抜く

原文入力:2009-09-20午後10:10:03

ユ・ソンヒ記者

ソウル 江南・瑞草・松坡区など‘江南3区’と特殊目的高校・自立型私立高等(自私高)のある地域が、他の地域に比べ大学修学能力試験(修能) 1~2等級学生比率が2倍近く高いことが分かった。また住居価格が高かったり両親の学歴が高い地域であるほど修能1~2等級学生の比率が高かった。

これは国会教育科学技術委員会所属クォン・ヨンギル民主労働党議員が20日韓国教育課程評価院から提出させた2005~2009学年度修能成績資料を分析した結果出てきたものだ。クォン議員はこの日、全国232ヶ市・郡・区別に分析した資料を公開した。

分析結果を見れば、5年間に言語・外国語・数理(‘ナ’型基準=大学人文系学部向き)3領域で1~2等級比率が上位20位内に入った300ヶ所(重複回数含む)の内、88%にあたる264ヶ所がいわゆる‘江南3区'と外国語高校・科学高校・自私高・寄宿型自律高などがある地域だった。修能等級は領域別に9ヶ等級で算出され、1~2等級は上位11%以内に入る成績だ。

これら上位20ヶ地域の修能領域別1~2等級比率を全国平均1~2等級比率と比較してみれば、言語領域で1~2等級を受けた学生は全国で平均11.3%に過ぎなかったが、これら20ケ地域は17.1%であった。数理領域でも全国的に1~2等級を受けた学生比率は10.2%だったが、これら地域では17.7%にもなった。外国語領域は全国平均1~2等級学生比率が10.8%である反面、20ヶ地域では18.9%に達しており、特に外国語領域で成績格差が大きいことが分かった。

修能成績と住居価格との相関関係を比較してみれば、全国で坪当たり住居価格が高い上位20ヶ地域の1~2等級比率が全国平均比率より△外国語領域では3.8%ポイント△言語領域は2.4%ポイント△数理領域は2.1%ポイントほど高かった。

両親の最終学歴と修能成績を分析した結果でも、全国で両親の学歴が高い20ヶ地域の修能1~2等級比率が全国平均比率に比べ△外国語領域は4.6%ポイント△言語領域は2.2%ポイント△数理領域は2.1%ポイントほど高いと調査された。

クォン・ヨンギル議員は「今回の分析結果は結局両親の社会経済的地位が高校・大学入試を通じて子供に相続されていることを統計的に示す」として「こういう地域・階層間教育格差を減らそうとするなら、低所得層と庶民に対する教育支援を大幅に拡大する教育政策が必要だ」と主張した。

ユ・ソンヒ記者duck@hani.co.kr

原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/schooling/377694.html 訳J.S