原文入力:2009-09-16午後09:42:06
民衆歌合唱団‘ウリナラ’行事尾行
機務司令部“そのような事実はない…法廷対応”
チョン・ユギョン記者,クォン・ヒョクチョル記者,イ・ジョンチャン記者
←人権団体連席会議,韓国進歩連帯など80余市民団体が参加した‘民主ネット’が16日午前、ソウル,永登浦,韓国進歩連帯会議室で‘機務司令部 民間人不法査察 第4次暴露 市民社会団体記者会見’を開き、関連証拠資料を公開している。これらは右側画面内の男が文化芸術団体‘ウリナラ’団員らを不法査察した‘機務司令部’所属要員だと主張した。 イ・ジョンチャン選任記者rhee@hani.co.kr
国軍機務司令部(機務司令部)が芸術団体会員たちを外国まで尾行し不法査察を行ったという主張が出てきた。機務司令部は去る8月にも民間人を不法査察した情況があらわれた経緯がある。
韓国進歩連帯・人権団体連席会議など80ヶ余りの市民・社会団体と政党などが参加した‘民主ネット’は16日、ソウル,永登浦進歩連帯会議室で記者会見を行い、機務司令部要員と推定される人物が合唱団会員の外国公演に尾いてきて不法査察を行う現場を確認したと主張した。
これらの説明によれば、民衆歌謡合唱団‘ウリナラ’は先月29日在日同胞学校である‘神戸朝鮮高級学校’の招請公演のために日本,関西国際空港に到着し入国手続きを踏む途中、身元不明のある男性により写真を撮影された。これを怪しいと感じた合唱団会員たちがその男性を捕まえ追及する過程で、彼が「国家保安法違反疑惑で内密調査中の‘ウリナラ’の日本滞留日程と動向を把握せよ」という指示内容が盛り込まれた‘3級秘密文書’(2枚)を所持していることを確認したという。
この男性は日本警察といざこざが起きた過程で、自身が機務司令部所属だという話をしたと伝えられた。民主ネットらはこの日の記者会見でこういう過程を撮影した動画を公開した。
イ・ガンシル進歩連帯代表は「軍の捜査機関が日本まで尾いてきて民間人を査察したことを見れば、在日同胞側と連結し大規模スパイ集団事件を仕立てあげようとしているのではないか憂慮される」と話した。イ・ジョンヒ民主労働党議員は「3級秘密文書にはそれぞれ文書番号もあり、本人が機務司令部所属だと明らかにした過程が撮影された動画を見れば公安機関所属と見るほかはない」として機務司令部と国家情報院・警察などの解明を要求した。
これに対し機務司令部は“合唱団,ウリナラに対して全く知るところがなく、先月29日を前後してただの一人も機務司令部要員が捜査活動のために日本に滞留した事実がないことを確認した」として「虚偽事実流布者を相手に厳正に法的対応する」と話した。
チョン・ユギョン,クォン・ヒョクチョル記者
原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/377144.html 訳J.S