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イム・テヒ(労働部長官候補者), 議員財産登録時‘板橋土地’等、一部未申告

原文入力:2009-09-17午前07:13:08
農協持分・娘の会員券も…イム候補者“あることを知らなかった”

イ・ワン記者

3選国会議員のイム・テヒ(53)労働部長官候補者が議員時期に公職者財産登録を行い、個人所有の土地と農業協同組合持分など一部財産を申告しないまま漏らした事実が明らかになった。これは公職者のすべての財産を登録するようにした公職者倫理法に違反したものだ。

16日ホン・ヒドク民主労働党議員が公開した資料によれば、イム候補者は個人所有の京畿道,城南市,盆唐区,板橋洞211-5番地土地(270㎡)を財産登録の時に漏らした。登記簿謄本にはイム候補者がこの土地を1965年母親イ・某(86)氏など親戚21人と共に共同相続を受けた後、2006年1月18日に登記をしたとなっている。この土地は登記直後の2月9日、当時板橋宅地開発をしていた韓国土地公社に公共用地として収用された。

だが、イム候補者は2000年第16代国会議員に当選した以後、財産登録の度ごとにこの土地を申告しなかった。この土地がある城南板橋地区は2001年12月宅地開発予定地区に指定された後、2000年代中盤から不動産投機熱風が吹いた地域の中の一つだ。

またイム候補者は農業人だけが加入できる農業協同組合の持分も持っていることが明らかになった。彼は聴聞会要請資料で城南,楽生農協に出資持分885万ウォン分を持っていると明らかにしたが、これは2003年4月父親が他界した後に継承したにも関わらず2004年の財産登録の時に申告しなかった。農協法により組合員は「地域農協の区域に住所,居所や事業場がある農業人でなければならない」と規定されている。

イム候補者はこれと共に二人の娘が2005年12月と2004年2月に各々購入したスポーツセンター会員券(624万ウォン,780万ウォン)もこの間の財産登録時に申告しないまま脱落させ、今回労働部長官候補者聴聞会要請資料を出し初めて申告した。公職者倫理法は公職者が正当な理由なく財産登録を拒否すれば1年以下の懲役または1000万ウォン以下の罰金に処するようになっている。

イム候補者側は農協持分所有と関連して「父親から継承した持分は当時10万ウォンと小額であり、2008年に組合から配当されたものに少し出資して金額が増えた」として「今年の財産申告の時、預金に含めて申告した」と話した。また板橋の土地は「意図的にもらしたのではなく、2006年に知ることとなり共同相続」し、娘らのスポーツセンター会員券は「あることを知らずに申告できなかった」と説明した。

イ・ワン記者wani@hani.co.kr

原文: https://www.hani.co.kr/arti/politics/politics_general/377206.html 訳J.S