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イ大統領“権力構造制限し改憲”

https://www.hani.co.kr/arti/politics/politics_general/376941.html

原文入力:2009-09-16午前12:27:01
5年単任制 手直し提案…‘小+中選挙区 混合制’検討必要性 言及

ファン・ジュンボム記者

イ・ミョンバク大統領は15日、改憲と関連して「行政区域改編とか選挙区制改編、こういう問題について加えて統治権力や権力構造に対して制限されたものを持ってすれば検討の対象になるだろう」と明らかにした。

イ大統領はこの日大統領府で<連合ニュース>,日本<共同通信>と行ったインタビューで「改憲問題をとても大きく領土問題から理念的問題まで入れるならば改憲の実現は難しいと思う」として「政界できわめて慎重に現実性があるように範囲を狭めて考える必要があるのではないかと思う」と付け加えた。イ大統領が就任以後、改憲問題に言及したことは初めてだ。しかし民主党など野党が改憲論に対し“政略的発想”として疑問を示しており政界で改憲議論が本格化するかどうかは不確実だ。

イ大統領は行政区域改編と関連して「今の行政区域が100年前の農耕時代にできたものだが、現在のような先端産業時代に広域的で広幅的にあらねばならない経済条件と全く適合しない」として「超党派的で国家発展目標に向かい私たちが一度力を集めなければならない」と話した。また選挙区制と関連し「こういう選挙区制を持ってしては同棲和合がなされえない」として「小選挙区制プラス中選挙区制を共にするとか、地域別比例代表制とかは検討する必要があり、回の機会に必ずやることが重要だ」と明らかにした。

イ大統領は北核問題に対して「北韓が当初予想したことより(国連の対北制裁が)実質的効果が現れ、だいぶ困惑しているのは事実であるようだ」として「(北韓が)危機を脱出するために多少、対米,対南,対日宥和策を使っているが、現時点では北韓が核を放棄するという真正性や兆しを見せていない」と話した。イ大統領は「ますます者会談会員国らが北核を放棄させるという基本立場では互いにしっかりしなければならないと考える」として対北政策共助を強調した。

イ大統領はまた日本の王の訪韓と関連して「韓国を訪問すること自体も重要だが、どんな形で訪問するか、これがとても重要だ」として「日本天皇の訪韓が意味のある、また良い結果がある、距離感を完全に解消できる最後の訪問になれば良いという期待を持っていて、そのような期待感で訪韓が来年中にもなされるならば両国間に大きな意味を付与できのではないかと考える」と話した。これは日本の王の訪韓がなされるなら、過去の問題と関連した日本側の前向き措置が必要だという意思を遠回しに言って表現したものと分析される。

イ大統領は経済政策の出口戦略可否と関連しては「今年、下半期から来年上半期までは、それでも慎重に臨まなければならない」と明らかにした。 ファン・ジュンボム記者jaybee@hani.co.kr

原文: 訳J.S