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第2の ‘ウォール街発 金融危機’ 警告

https://www.hani.co.kr/arti/economy/economy_general/376905.html

原文入力:2009-09-15午後07:25:08
ルビーニ “銀行1000ヶ余り追加破産”
米経済学者ら 資産市場バブル 警戒

チョン・ウイギル記者

ウォール街発金融危機を本格化させたリーマンブラザーズ破産1周年をむかえた14日(現地時間)、金融危機を予言した経済分析家らが再び危機再発を警告して出た。これらは金融慣行に対する徹底した改革が延ばされる中で、政府の財政投入による資産市場バブルが景気回復と見間違える錯覚現象が起きていると主張した。

金融危機を予言し ‘ドクタードゥーム’ と呼ばれるヌリエル・ルビーニ ニューヨーク大教授はこの日<CNBC>と行ったインタビューで消費者らの消費中断と商業用不動産の崩壊で米国経済は今後難しい時期をむかえると予想した。彼は米国経済がダブルディップあるいは、せいぜい緩慢なU字形景気回復を示すという自身の既存予測を繰り返し、1000ヶ余りの銀行が追加的に破産し来年には住宅価格が12%も更に下落し高点対比平均40%の下落を示すと見通した。

<ウォールストリート ジャーナル>は米国連邦準備制度理事会(連準)が政府のモーゲージ貸出機関らが発行したり保証した借金1兆5000億ドルを買いとるなど、住宅市場は相変らず政府の介入を必要としていると指摘した。ドワイト ジェピー バークレーカリフォルニア大経済学教授は 「最小限、今後2年間は政府が ‘住宅市場はもう私たちの助けを必要としない’ と話す可能性はない」と評価した。

バラク・オバマ米国大統領はこの日ウォール街を訪問し、これ以上無謀な投資が容認されてはならないとし、強力な規制の必要性と共に年内金融改革完遂意志を明らかにした。彼は「ウォール街の人々は結果を考慮せずに危険を甘受する振る舞いを再開できず、米国納税者らが自分たちの没落を食い止めてくれると期待することはできない」と警告した。

チョン・ウイギル選任記者Egil@hani.co.kr

原文: 訳J.S