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水公に押し付けた4大河川 ばく大な借金 民間事業 再版

https://www.hani.co.kr/arti/politics/politics_general/376488.html

原文入力:2009-09-13午後08:35:00
政府 利子負担だけで 兆単位 予想…血税輸血 火を見る如し

キム・ソンファン記者

政府は4大河川事業の財政負担を減らすため韓国水資源公社(以下 水公)に事業費8兆ウォンを押し付けることにしたが、その構想は赤字に苦しみ莫大な血税輸血を受けている民間資本誘致事業の再版になるだろうという憂慮が出ている。

政府が後日、収益を補填することを約束しゴリ押しした民間資本誘致事業の成績表は大部分が‘灰色’だ。政府が初期予算負担は減らしたが事業施行の結果、大赤字を出しながら莫大な国費を蚕食しているためだ。企画財政部が昨年国政監査に提出した資料によれば、政府は‘ソウル郊外周辺循環高速道路1段階区間’を除く民間資本誘致事業6ヶ所に赤字を補填するために国費を支援している。仁川空港高速道路は去る2007年に808億ウォンの国費支援を受けるなど開通以後7年間に計5416億ウォンを支援された。木浦新港1-1段階と1-2段階区間も2007年に各々29億ウォンと9億ウォンを受けた。

政府は今回8兆ウォンの事業費を水公に負担させ事業費調達のために発行する債権の利子を代わりに渡すことにした。年5%の金利を適用する場合、政府は来年は800億ウォン、2011年2550億ウォンであり,2013年以後には毎年4000億ウォンを負担しなければならない。政府はまた水公が4大河川の河川周辺観光団地と水辺都市などの優先開発事業者として参加し、投資額の一部を充当することができるように法改定を推進している。

問題は水公がこの開発事業を通じて稼ぐお金で事業費を調達するために借りたお金を全て返すことができない場合、政府の利子負担が果てしなく続くほかはないという点にある。このようになれば政府が一度に予算を使う場合より利子として出て行く負担がより大きくなることもある。イム・ソンミン韓神大教授(経済学)は「首都圏でもない地方で4大河川を整備し観光遊覧船などで収益を出すという発想自体が赤字事業ということが火を見るより明らかだ」として「長期的に政府の負担にならざるを得ない構造」と指摘した。

一方、水公の財務構造は去る2007年まで改善傾向を示し昨年、京仁運河事業者に選ばれてから再び悪化している。

キム・ソンファン記者hwany@hani.co.kr

原文: 訳J.S