原文入力:2009-09-11午後07:26:58
親イ系“関係改善意志見えるが、とても薄情”
親パク系統‘勝って当然, 負ければ責任’罠 疑い
シン・スングン記者
ハンナラ党が再びパク・クネ前代表の‘マイウェイ行動’にでざわついている。パク前代表が前日10・28補欠選応援遊説を要求してきた親イ主流に向かい“関与しない”とはっきり断ったためだ。
この間‘親パク人士公認の可能性’に言及し、パク前代表に求愛してきたチャン・クァングン事務総長は11日「真剣に再度お話しては見るけれど、押し付けるように応援遊説を強制することはできなそうだ」と一歩後退した。失望したそぶりが歴然だった。
親イ系の一部では“それにしてもあんまりだ”という不満が漲った。首都圏の親イ系のある再選議員は「イ・ミョンバク大統領が中道実用路線への変化を模索しパク前代表をヨーロッパ特使として送り関係改善意志を示したのに、補欠選に距離をおき大統領と角を立てるのはとても薄情なやり方」としつつ「結局、パク前代表に負担になるだろう」と話した。
パク前代表側は‘補欠選不介入’はパク前代表の一貫した政治原則であり、計算づくの行動ではないと反論した。親パク系のある最高委員は「党職もない状態で責任を負えない公約で票をくれと言うのは国民を欺くことだというのがパク前代表の政治哲学」と伝えた。ある核心側近議員は「パク前代表が選挙の度に票を掻き集めて来るインスタント自販機か」と反問した。
パク前代表の不動の姿勢は親イ側の10月補欠選応援遊説要求が自身を窮地に追い詰めようとする罠ではないかという疑問も作用したようだ。核心党職を引き受けた親パク系のある再選議員は「親イ側は江陵など一部地域に親パク人士公認説を流し、パク前代表の助けを期待しているが、その腹の中には‘補欠選に勝てばそれで良いし、負ければパク前代表の政治的限界があらわれてもっと良い’という計算が含まれている’と分析した。イ・ミョンバク政府に対する中間評価的性格のある補欠選の負担をパク前代表に押し付けようとする術策というものだ。
イ・ミョンバク大統領に対するパク前代表の不信が相変わらずだという点も補欠選応援遊説を躊躇させた要因だ。パク前代表の核心側近は「親イ側は‘大統領が変わったのでパク代表も助けるべきだ」と言うが、それはイ大統領個人の必要に伴った変身であるだけでパク前代表と信頼関係が進展したのではない」と一線を画した。
またパク前代表が風を起こすのが容易でないという現実的政治与件もパク前代表としては悩みであるようだ。親パク系統のある再選議員は「パク前代表が票を掻き集められる状況は弾圧を受け弱者イメージが強い時であり今はそれが容易ではない」と話した。
シン・スングン記者skshin@hani.co.kr
原文: 訳J.S