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‘民青学連’再審で無罪宣告

https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/376302.html

原文入力:2009-09-11午後07:15:36
チャン・ヨンダル前議員など8人,35年ぶりに内乱陰謀疑惑 晴れる

ソン・ギョンファ記者

維新時代の代表的な反独裁民主化運動弾圧事件である全国民主青年学生総連盟(民青学連)事件の再審で初めて無罪が宣告された。
ソウル高裁刑事4部(裁判長 キム・チャンソク)は11日、1974年内乱陰謀と大統領緊急措置違反罪で処罰を受けたチャン・ヨンダル(61)前民主党議員など民青学連事件関連者8人の再審で、内乱陰謀疑惑に無罪,緊急措置違反疑惑には免訴を宣告した。

裁判所は「当時、教師,大学生または大学院生だったこれらが維新憲法反対および緊急措置撤廃を目的に組織を強化し活動した事実は認められるが、そのために暴動を謀議したという事実は認める証拠がない」と明らかにした。裁判所は緊急措置1・4号違反疑惑に対しては「根拠法の維新憲法第53条が廃止され実効がなく免訴判決する」と明らかにした。

民青学連事件は1974年この団体名義の維新政権反対印刷物が配布されるや政府が緊急措置4号を宣言し主導者と指定された学生など180人を拘束起訴し、裁判所がこの内8人に死刑を宣告した事件だ。今回無罪が宣告された8人は主に韓国キリスト学生総連盟などキリスト教関連学生団体で維新反対運動をした人々で、当時懲役刑を宣告され服役した。

先立ってイ・ヘチャン前国務総理とユ・ホンジュン前文化財庁長,ユ・インテ,チャン・ヨンダル前議員など45人は去る1月、裁判所に民青学連事件の再審を請求した。この事件は17件に分類され各々配当され内4件の再審が開始された。宣告後、チャン前議員は「再び司法府の誤った判断で人の命を奪い取ることが反復されず、維新独裁のような独裁が未来に現れないよう警戒心を呼び覚ます契機になることを願う」と話した。

ソン・ギョンファ記者freehwa@hani.co.kr

原文: 訳J.S