原文入力:2009-09-03午後06:49:59
チョン・ウンチャン候補者 経済所信 試験台
“親環境性 高めれば 可能…行政都市 縮小推進”
普段から政策批判 現実政治で実現されるか 関心
キム・ジウン記者ネキム・ミンギョン記者
←3日午後ソウル,冠岳区のソウル大マルチメヂア講義棟でチョン・ウンチャン前総長が授業をしている。 キム・テヒョン記者xogud555@hani.co.kr
チョン・ウンチャン総理候補者は自身を‘キリ’に比喩したりした。時代状況に合わせ、あいまいに行動する体質ではないという話だった。3日、国務総理候補者に指名された彼はこの間イ・ミョンバク政権を批判してきた。減税政策を ‘少数の金持ちたちの財産を増やすイデオロギー’ と批判し、政府が ‘緑色ニューディール’ と名づけた景気浮揚策も ‘土木建設中心の既存パラダイム’ と皮肉った。一連の土木関連事業に対して政策優先順位が誤っていることを指摘しもした。そうした彼が今度はイ・ミョンバク政府の中心部に入ることになる。総理になった以後にも、彼が ‘キリ’ となり自身の所信と政策的アイデンティティを変節せずにいられるだろうか。
彼はこの日ソウル大で ‘最後の授業’ をした後、記者らの質問に答えた。
-総理職受諾の前提条件として‘実力者総理’を要求したというが….
“大統領秘書室長と2度、大統領とも1度会った。(その方たちが)私に ‘多くの援助を惜しまない’ とは言ったが、私と大統領との間で ‘実力者だ’ , ‘そうじゃない’ という言葉はなかった。
-減税政策など政府の経済政策を批判してきたが
“経済学者として色々な批判したことは事実だが、最近(大統領と)会った上で言うならば、その方と私とは経済見解に大きな差がない。その方も私も競争を重視し促進するものの、競争に遅れをとった人に対する配慮をしなければならないという考えを持っている。”
-4大河川事業に対しても過去には批判的な意見を話したが今はどうなのか?
“大運河に対しては反対の立場を明確にしていた。しかし4大河川事業はまず水質改善問題があるから簡単には反対しにくい懸案だ。私は4大河川を清渓川コンセプトで行えば良いと考える。親環境的に作り、同時に4大河川周辺に快適な中小都市を作ることを目標にするならばあえて反対する理由はない。”
-行政複合都市(世宗市)を原案どおり推進する意志があるか?
“行政複合都市は経済学者の私の目から見ればとても効率的なプラン(計画)とは思えない。しかし、すでに(政府で)計画を発表し、事業もかなり始まっているのでそれを原点に戻すことは難しいが、原案どおりするということも容易ではないと考える。私は行政複合都市を部分的に行うものの、代りに忠清道の方々がさ心さびしくないように様々な計画を推進しなければなければならないと考える。原案よりは。”
-民主党大統領候補としても議論されたが、イ・ミョンバク政府と政治的色あいがマッチするか?
“私は民主党の大統領候補として議論されたことはない。2年前に大統領選挙の時、私が出馬を全く考慮しなかった訳ではないが党と関連したことはなかった。”
-総理職を受諾したことが次期大統領選挙への挑戦計画があってことではないのか?
“そのような考えは少しもない。先ず大統領を補助し、この国の経済を生かし社会統合することが急務だ。”
先立ってチョン候補者は授業時間に学生たちと質疑応答の時間を持った。
-どんな政策を展開する計画か?
“両極化を解消し暮らしが厳しい人をたくさん助けたい。”
-政治はしないと言ったが、総理をすることになった契機は何か?
“大統領をよく補佐するのが総理の役割だと、政治ではなく行政だ。”
-総理の権限に対してどう思うか?
“総理の権限が縮小されたと言うが、国政運営に大きな変化はないだろう。イ・ヘチャン総理の時は総理権限が強かったが特に上手にやったという評価は受けていないではないか。”
-大統領と立場が違う時はどのようにすべきか?
“大統領と総理が言う言葉が違ってはならないので、内部で操縦し整理する。”
キム・ジウン,キム・ミンギョン記者mirae@hani.co.kr
原文: https://www.hani.co.kr/arti/politics/politics_general/374763.html 訳J.S