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喪服脱いだ民主 再び道に迷う

https://www.hani.co.kr/arti/politics/politics_general/374350.html

原文入力:2009-09-01午後07:50:35
与党に主導権奪われ内紛…“生活政治 代案出さなければ”

イユ・チュヒョン記者

金大中前大統領の逝去以後、民主党が無気力状態から抜け出せずにいる。統合と革新を叫んではいるものの分裂と葛藤に包まれている。政局主導権も‘中道実用’と‘統合・和合’を叫ぶ与党に奪われた状態だ。

■統合・革新の代わりに分裂
チョン・セギュン民主党代表は先月30日記者会見を行い「反MB戦線を包括できる大きい器を作る」として、統合対象に「親盧勢力が優先順位で、国民の政府・参加政府の時に共にした専門家・官僚グループが含まれるだろう」と話した。彼は続けてチョン・ドンヨン議員(無所属)の復党に関する質問を受けるとすぐに「革新と統合の原則,優先順位により適切に処理されると考える」と当面は考慮対象でないことを明らかにした。

チョン代表がこの日明らかにした革新・統合の原則はすぐに論難に包まれた。パク・ジュソン最高委員は翌31日の最高委員会で「統合の選択と段階はあってはならない」として「多者同意による同時的な統合がなされなければならない」と対抗した。

党内外では前職大統領の遺産を巡っての相続争いという批判が出ている。民主党の事情をよく知るある当局者は「チョン代表が既得権を捨て統合をすると言いながら、誰は先に,誰は後だと話すのは辻褄が合わない」と批判した。

■主導権も,実利も奪われ
盧前大統領の逝去直後、20%台にぐんと跳ねた民主党の支持率は停滞状態だ。党内ですら「逝去政局の果実はイ・ミョンバク大統領が丸ごと取って食べた」という自嘲混じりの声が出ている。ある高位党役員は「ソウル市が率先してソウル広場を開放し政府が国葬を行い、与党に支持率が傾いた」と話した。ある核心党役員は「民主党は数ヶ月前イ・ミョンバク大統領の中道実用・親庶民政策について‘トッポッキを食べれば庶民政治か’という論理の反応に留まった反面、イ・ミョンバク政府は実際に自信に基づく国政基調転換を試みていると見られる」として「民主党がこれをまともに捕捉できない失敗を犯した」と話した。

金前大統領の哀悼期間を終えて登院を宣言する過程も成果なしで手ぶら復帰したという印象を残した。

民主党の外では批判一辺倒から抜け出し、生活政治で食い込まなければならないという要求が出ている。チェ・ジャンジブ高麗大教授は1日、進歩改革立法連帯主催で開かれた講演で「野党の非難の結果としてイ・ミョンバク政府が学習効果を得ることが‘パラドクス’」として「進歩改革勢力が政府批判に埋没するのではなく自身のプログラムとして代案を作らなければならない」と強調した。

イユ・チュヒョン記者edigna@hani.co.kr

原文: 訳J.S