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釜山大, 非正規職講師 70人 解嘱

https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/373462.html

原文入力:2009-08-27午後08:05:16
無期契約 転換避けようと2年勤務 時間講師 解雇
労組“恣意的法解釈通じた不当解雇”撤回要求

シン・ドンミョン記者,パク・スジン記者

釜山大が2学期開講を控え2年以上連続して講義を受け持ってきた非正規教授(時間講師) 70人を大量解職した。国公立大で非正規職保護法と関連して、2年以上仕事をした時間講師を解嘱したのは今回が初めてとして、当事者たちは‘不当解雇’として大きく反発している。

釜山大は連続して4学期以上講義を行い、一学期に5時間以上の講義をした時間講師の中で博士学位がない70人に対して今年2学期には契約を締結しないことにしたと27日明らかにした。釜山大側は「これらにずっと講義を与えることになれば非正規職保護法により無期契約職に切り替えなければならない」として「このようになれば博士学位者が講義する機会が減り、大学教育の質も落ちる憂慮が大きい」と説明した。

これに対してユ・ユンヨン韓国非正規教授労組釜山大分会長は「非正規職保護法の無期契約職転換対象は2年以上一学期に週当り15時間以上講義した時間講師なのに、こういう講師は大韓民国に殆どいない」として「それでも大学側は2003年ソウル高裁で大学講義1時間を3時間労働に準ずることと判決したのを根拠として学期に5時間以上講義した講師らを解雇した」と主張した。ユ分会長は「非正規職労働者を保護するための法が時間講師の正規職転換の可能性を排除するための解雇手段として悪用され時間講師らの生存権はもちろん人権と教権まで侵害している」と付け加えた。

労組はこの日午後、釜山大本館前で糾弾記者会見を行い、大学側に不当解雇撤回と学生たちの学習権侵害などに対する謝罪を要求した。

非正規職保護法施行と関連したこういう時間講師解職は私立大でも広範囲に現れている。高麗大は去る12日△4学期(2年)以上講義を行い△博士学位がなく△55才以下の時間講師88人を解嘱した。 高麗大教務処関係者は「7月から発効された非正規職法のために2年以上にわたり講義を任せれば正規職として採用しなければならないために解職した」と明らかにした。

聖公会大も去る5月、高麗大と同じ基準を前面に掲げ、時間講師8人を解嘱した。聖公会大教務課関係者は「非正規職法が施行され論議になりうる部分を予め防ぐために再契約をしなかった」と明らかにした。嶺南大は先月22日、時間講師100人余りを解嘱しようとしたが、学内構成員らの反発で2学期講義を週当り5時間以内に減らす側に方針を変えた。釜山/シン・ドンミョン,パク・スジン記者tms13@hani.co.kr

原文: 訳J.S