原文入力:2009-08-26午後07:21:00
オム・ギヨン社長 辞退 挙論…労組“会社掌握 陰謀”
パク・チャンソプ記者
新しく構成された放送文化振興会(放文振)のキム・ウリョン理事長がオム・ギヨン<文化放送>(MBC)社長の中途退陣を挙論して経営陣を圧迫し始めた。
こういう動きに対し文化放送労組は“MBC掌握陰謀”だとして反発している。昨年3月就任したオム・ギヨン社長の任期は2011年3月までだ。
キム・ウリョン放文振理事長は26日<ハンギョレ>と行った通話で「この間(経営陣が)間違った責任は問われなければならない」として「理事たちが質問をし追及する過程で(オム・ギヨン社長など経営陣が)理解して退くと言えば良いのではないか」と明らかにした。直接的な解任圧迫に先立ち、自主辞退を誘導する可能性があることを示唆したものだ。彼はまた「(経営陣交替意志を)あえて表わさなかったが、私が言った言葉をよく考えて見ればその中に何のメッセージが含まれているのか知ることが出来る」として「他の理事らの意見を聞き理事会で(経営陣交替可否を)決定できるだろう」と付け加えた。
与党側チェ・ホンジェ理事も「常識的な線で(業務)報告が終れば再信任可否を判断する」としてキム理事長の話を後押しした。野党側のある理事は「一部与党側理事らは直ちにオム社長解任を推進する側で話していると理解している」と話した。
文化放送労組はこの日声明を出し「(大統領府のシナリオにより)次期社長を指名するための角逐戦がすでに始まり、その実名までが議論される状況」としつつ「オム・ギヨン社長の中途解任は本格的な‘MBC掌握’の信号弾」と指摘した。
一方、この日開かれた放文振臨時理事会では文化放送TV製作本部長と経営・技術本部長などが業務報告を行い、理事らは‘PD手帳’と‘100分討論’に対し集中的に質問をしたと知られた。
パク・チャンソプ記者cool@hani.co.kr
原文: 訳J.S