原文入力:2009-08-25午後08:18:20
733人整理解雇に固執, 賃金凍結案 拒否
労組員4千人余り 抗議集会…26日再交渉
チョン・デハ記者,イ・ワン記者
労組が整理解雇に反発し争議行為に入った錦湖タイヤが25日未明4時、電撃的に職場閉鎖を断行した。錦湖タイヤはこの日開かれた労使交渉で労組の賃金凍結修正案まで拒否し、双龍自動車事態に続き再び大規模労使衝突が憂慮されている。
錦湖タイヤはこの日「労組が争議行為を撤回するまで光州・谷城・平沢工場に対して職場閉鎖を断行する」と明らかにした。錦湖タイヤ関係者は「労組の争議行為が2ヶ月以上続き、損失にこれ以上耐えられないのが実情」としつつ「労組が争議行為を中断するなら職場閉鎖を直ちに解除し交渉に応じる方針」と話した。会社側は去る24日、労組に733人の整理解雇者名簿を通知した経緯があり6月25日から行われた労組の怠業と部分・全面ストライキなどで24日までに1000億ウォン程度の売上損失を被ったと推算している。
全国金属労働組合錦湖タイヤ支会はこの日、労使交渉で今年度賃金を凍結することを骨格とした修正案を提示したが、会社側は受け入れなかった。全国民主労働組合総連盟(民主労総)光州本部と錦湖タイヤ支会は「労組が白紙に近い修正案を提示したが、会社は何の態度変化も見せなかった」として「これは国内工場の規模を縮小し整理解雇を進め、労組を無力化しようとする下心だ」と主張した。
労組はこの間、賃金7.48%引上を要求したが、この日これを撤回した。労組はまた今年の成果給は2010年1分期労使協議会で議論し確定しようと提案した後に削減された実質賃金補填方案などの準備を要求した。これに対して会社関係者は「労組が賃金凍結と定期昇給保留など会社側が提示した7項目を全て受け入れなければならない」と話した。
労組はこの日光州工場で3800人余りの組合員が参加した中で職場閉鎖に抗議する集会を開き、26日には全面ストライキを始め光州駅で整理解雇撤回を要求する集会を開くことにした。ただし労使は26日午前10時に再交渉をする予定であり合意に至る余地は残っている状態だ。
光州/チョン・デハ,イ・ワン記者daeha@hani.co.kr
原文: 訳J.S