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“願うこと, 金委員長がみな受け入れてくれた”

原文入力:2009-08-17午後07:48:36
[一息つけた南北関係]ヒョン・ジョンウン会長 会談
“週末に来いと言うのに早く行って長く待った
和気あいあいとした雰囲気で懸案幅広く対話”

クォン・ヒョクチョル記者

←ヒョン・ジョンウン現代グループ会長が去る16日金正日北韓国防委員長に面談した後に撮った記念写真. 平壌/ロイター連合

ヒョン・ジョンウン現代グループ会長が7泊8日間の北韓訪問を終え京義線陸路を利用し17日午後に戻ってきた。ヒョン・ジョンウン会長は肩の荷を降ろした様子で明るい表情で京畿道坡州,都羅山南北出入り事務所(CIQ)に到着し、準備してあった‘入境声明’を読み記者らの質問に答えた。

ヒョン会長は金剛山観光の再開と秋夕離散家族対面など南北当局間で合意が必要な懸案を北韓訪問期間に北側と合意したことと関連し「わが政府との事前調整は全くなかった」として「今後よく調整する」と話した。彼女は「金(正日国防)委員長が、願うことを話せと言い、全て話した」として「話をしたら全て受け入れてくれた」と話した。

ヒョン会長は当初2泊3日だった北韓滞留日程が5度にわたり延期されたことに対して「もともと金委員長のスケジュールが組まれていた」として「事実(北側が)週末に来いというのに早く行くと言った。それで長く待つことになったようだ」と説明した。

彼女は「金正日北韓国防委員長と16日昼食を兼ねて妙香山で4時間にわたり面談をした」として「金剛山観光再開など当面の懸案に対して幅広く話をした」と伝えた。当初、ヒョン会長が北韓滞留中の宿舎であった平壌の百花園迎賓館で金委員長に会うと予想された。平安北道,香山郡と平安南道,寧遠郡などにまたがる妙香山は、平壌から高速道路を利用し乗用車で2時間30分ほどかかる。

ヒョン会長は「金正日委員長との面談は終始一貫、和気あいあいとした雰囲気で進行された」としつつも「面談でやりとりした具体的な対話は今明らかにする懸案ではない」と話した。

彼女は「金委員長は面談の席で‘故チョン・ジュヨン現代グループ名誉会長とチョン・モンホン前現代グループ会長が南北関係の新しい道を開いた開拓者’として、お二人の先代会長に対する思い出を回顧した」と伝えた。

ヒョン会長はまた、先月30日東海北方境界線(NLL)を越えて北側警備艇に牽引されたイカ釣り漁船‘800ヨンアン号’問題と関連して「(金正日委員長が)当局者間で話があれば良いという話をした」として「うまくいくと思う」と展望した。一方、ヒョン会長は入境声明で「時間が長くかかったりしたが現代峨山の職員が家族のもとに戻れてよかった」として「この間私たちの職員問題解決のために努力した政府と国民に感謝申し上げる」と話した。 クォン・ヒョクチョル記者nura@hani.co.kr

原文: https://www.hani.co.kr/arti/politics/defense/371681.html 訳J.S