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‘北 抑留’ユ・ソンジン氏 136日ぶりに解放

原文入力:2009-08-14午前12:27:16
政府“北側に謝罪・代価支払い なかった”
ヒョン・ジョンウン会長, 訪北日程 一日再延長

イ・ジェフン記者

←北韓に長期抑留されていた現代峨山職員ユ・ソンジン(中央)氏が13日夕方解放され、京畿道坡州,都羅山南北出入り事務所を通じて帰還している。 坡州/キム・テヒョン記者xogud555@hani.co.kr

北韓に長期抑留されていた開城工業団地現代峨山職員ユ・ソンジン(44)氏が13日釈放された。これで南北関係を重く押し付けていた南側人員抑留事態が去る3月30日ユ氏が連行されてから136日ぶりに解決された。

チョン・ヘソン統一部スポークスマンはこの日「チョ・コンシク現代峨山社長が開城工業団地で午後5時10分頃、ユ氏の身柄を引き渡された」として「北側は自分の側の調査結果を朗読し追放形式でユ氏の身柄をわが方に引き渡した」と明らかにした。チョン スポークスマンは続けて「ユ氏釈放と関連して、政府が北側に謝罪や遺憾表明,代価を払った事実はない」と話した。彼は「現代峨山側がユ氏の身柄引渡し過程で北韓当局に遺憾表明と再発防止努力の立場を明らかにしたと理解している」と付け加えた。

北側は3月30日ユ氏を連行し「ユ氏が私たちの体制を非難し女子職員を変質・堕落させ脱北を画策した」と主張した経緯がある。

ユ氏はこの日北側から解放され、開城工業団地管理委員会に留まり夕方8時36分頃、軍事境界線を越え都羅山南北出入り事務所(CIQ)に到着し待機していた取材陣に「無事に帰ってくることになりうれしいです。多くの努力と関心を傾けて下さった政府当局と現代峨山,国民の皆様に深謝申し上げます」と話した。

イ・ドングァン大統領府報道官は「一歩遅れた感があるがユ氏が家族のふところに帰ることになったことは幸いなこと」として「政府は今後も一貫した対北政策基調を維持していく」と明らかにした。イ・ミョンバク大統領はユ氏釈放直後に報告を受けたとイ スポークスマンは伝えた。

開城工業団地企業協会はユ氏帰還歓迎声明を出し「今後こうしたことが発生しないように駐在員は規則をよく守り、南北当局は再発防止対策を立てることを望む」として「今回のことを契機にかちかちに凍りついた南北関係が改善され開城工業団地事業がさらに活性化することを期待する」と明らかにした。

ヒョン・ジョンウン現代グループ会長は13日北韓滞留日程を一日再延長したが、金正日北韓国防委員長にこの日会ったかは確認されていない。最近、咸鏡南道,咸興を視察した金委員長は元山市に移動し松濤園青年野外劇場を現地指導したと北側媒体がこの日夕方伝えた。ヒョン会長は平壌に帰還する金委員長との面談のために14日にも平壌滞留を一日さらに延長する可能性があると伝えられた。

イ・ジェフン,ファン・ジュンボム記者nomad@hani.co.kr

原文: https://www.hani.co.kr/arti/politics/defense/371085.html 訳J.S