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キム・ウリョン放文振理事長に…MBC‘民営化激浪’

原文入力:2009-08-10午後07:20:57
キム理事長“13日運営計画発表”…労組‘非常対策委’転換

イ・ムニョン記者,キム・ギョンホ記者

←新しく構成された放送文化振興会の初理事会が開かれた10日午前、ソウル,汝矣島,栗村ビルディング入り口で<文化放送>労組員らがニューライト系列のキム・グァンドン理事(中央メガネかけた人)を遮りもめている。これらはキム理事の自主辞退を要求した。キム・ギョンホ記者jijae@hani.co.kr

<文化放送>(MBC)最大株主の放送文化振興会第8期理事陣が10日初会議を開き公式日程を始めたことにより、文化放送が政権の本格的な体制改編企図下に置かれることになった。

放文振はこの日午前、ソウル,汝矣島,栗村ビルディングで初理事会を開き、事前内定説が出ていたキム・ウリョン理事を予想通り理事長に選出した。キム理事長は会議直後に理事会の今後の運営方向を尋ねる質問に「一生懸命に仕事をする。(これから議論する案件は)理事らの話を聞いてから決める」と明らかにした。労組の辞退要求に対しては「(彼らの)意思表明であるから尊重する」と話した。キム理事長は13日午前、記者懇談会を開き今後の放文振運営計画を明らかにする予定だ。

文化放送労組員50人余りはこの日理事会開始の一時間前から理事会会場前に集まり、一部理事らの出勤を塞ぎ立った。これらは普段‘文化放送民営化’所信を持ち政府・与党の見解を代弁してきたキム・ウリョン,チェ・ホンジェ理事とニューライト系列のキム・グァンドン,チャ・ギファン理事の自主辞退を要求し立て札示威を行った。

文化放送労組は‘MBC公営性死守のための非常対策委員会’体制に転換し、これら理事が自主辞退するほかはないように持続的に圧迫するという方針だ。イ・クンヘン委員長は「経営陣に対する政治的圧力とプログラム干渉など今後のMBCの前に繰り広げられる状況はかなり深刻だ」として「市民社会と連帯して闘争力量を極大化するだろう」と話した。

キム・ヨンホ言論改革市民連帯代表は「特定政派を露骨に代弁しMBCを攻撃してきた人々が理事会に進入し、報道・論評内容と編成権の独立き損が憂慮される」として「放文振理事らが社会から権限を委託を受けたという事実を忘却する場合、国民的抵抗に遭遇することになるだろう」と警告した。

反面、親与的指向の文化放送公正放送労組は声明を通じ「現経営陣はわずか1年余りで会社を破綻に導いたMBCの歴史上最も無能な人物」として、放文振に文化放送経営陣の交替を注文した。

イ・ムニョン記者moon0@hani.co.kr

原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/370497.html 訳J.S