原文入力:2009-08-04午前09:52:39
‘終末交渉’決裂2日ぶりに緊張高揚
労組サイレン鳴らし非常, パチンコ・火炎瓶で抵抗
警察一部 一時工場内に進入,30分で退却
ホ・ジェヒョン記者
←‘リフト車を前面に出し進入する警察’4日明け方5時から双龍自動車平沢工場TRE棟で車体3.4チームに進入を試みた警察が午前7時頃、リフト車を前面に出したまま進入している。 <労働と世界>提供
労-使間‘終末交渉’が決裂した翌日の4日明け方、一時双龍自動車工場が非常事態になった。闇がまだ明けきらない早朝から警察は労組員らが占拠篭城中の組立工場側に進入を試み労組はサイレンを鳴らし一触即発の戦雲が漂った。
明け方4時30分頃、警察は工場後門側に位置した完成車最終性能試験工場(TRE)前で兵力4個中隊約400人余りを投じ、労組員らが占拠している組立工場側に進入を試みた。警察は鉄道コンテナ10ヶ余りを前面に出し一歩ずつ前進して圧迫し、一部は組立工場内に入った。これに対抗して、労組員らは組立工場屋上からパチンコを撃ち強く抵抗し警察は30余分で退却した。
警察は6時30分頃、労組員らに石などを投げ、再度組立工場前庭に進入を試みたが20余メートルの距離を間に置いて労組員らが火炎瓶を投げ正面対抗し30分で退却した。警察はまたプレス工長側に労組員らが設置したバリケードを一部撤去した。
現場の労組員らは「これまで数百人余りの警察が一度に工場進入を試みたことはなかったが非常状況だった」として不安そうな様子だった。ある労組幹部は「後の進入を容易にするために道を開ける作戦を展開したようだ」と話した。
←4日明け方5時から双龍自動車平沢工場TRE棟で車体3.4チームに進入を試みた警察が午前7時頃、散水車を前面に出し鎮圧を試みている。 <労働と世界>提供
だが警察が‘最終鎮圧’を自制し数十余で撤収したことから、この日の工場進入企図はこの間行われていた鎮圧訓練を強化し‘威力示威’を行ったものと見られる。
警察は8時頃ヘリコプターを飛ばして再び催涙液投下を始めた。
一方、会社側職員らは今日午前にも出勤し、正常操業のための準備作業を継続している。民主労総は今日午後にも工場内の労組員らに飲料水伝達を試みる計画であり、昨日のように会社側職員らとの衝突が予想される。夜間に労組員28人が篭城場を追加で抜け出、工場内には600人余りの労組員が篭城を継続している。
ホ・ジェヒョン記者catalunia@hani.co.kr
原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/369363.html 訳J.S