原文入力:2009-08-02午後08:49:52
ICCに要請…受容されれば投票権喪失‘地位失墜’
ホン・ソクチェ記者
汎アジア人権団体の‘アジア人権委員会’(AHRC)が‘国家人権機構国際調停委員会’(ICC)に我が国の国家人権委員会の人権等級を低くしてくれと要請したことが2日確認された。
アジア人権威は去る7月31日ジェニファーリンチICC議長に書簡を送り「韓国政府が人権委の独立性を深刻に侵害するなど国家人権機構の地位に関する国際的原則(パリ原則)を守らない以上、韓国人権委の人権等級をAからBに下方調整してくれ」と要請したとホームページで明らかにした。アジア人権委は香港を議長国として韓国・日本・インド・フィリピンなどの市民活動家らが参加する人権団体で、‘フォーラムアジア’とともにアジア・太平洋地域での影響力が大きい人権団体に数えられる。
ICCがアジア人権威の要請を受け入れ韓国人権委の人権等級を‘Ｂ’に低くすれば、我が国はICCの主要案件に対する投票権を失うことになり、国際的地位失墜が予想される。我が国人権委は2004年以後‘Ａ’等級を維持してきた。
アジア人権委は書簡で「韓国人権委が新政府になって相次いで独立性を侵害されICC副議長だったアン・ギョンファン前委員長が自ら中途辞退した」として「イ・ミョンバク大統領は後任委員長を選ぶ時も、市民・社会・人権団体らと共にする公論化過程を経なかった」と明らかにした。
アジア人権委はまた△行政安全部が人権委を独立機関でなく中央政府機関と見なした点△政府の一方的な人権委人材(21.2%)縮小△人権関連活動経歴が不足したヒョン・ビョンチョル委員長の資格問題などを指摘した。
アジア人権委はこの書簡をイ・ミョンバク大統領とキロンピツペトゥリク‘アジア・太平洋国家人権機構フォーラム’(APF)事務総長,マーガレット セカガヤ国連(UN)人権保護特別書記官などにも伝達したと明らかにした。
ホン・ソクチェ記者forchis＠hani.co.kr
原文: 訳J.S
