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中央懲戒委、「民衆は犬や豚」と発言した教育部政策企画官を罷免

公務員任用を5年間制限、年金は半額
「民衆は犬や豚」と発言し問題になったナ・ヒャンウク教育部前政策企画官が11日午後、国会教育文化体育観光委員会に出席し議員の質問を聞きながら沈痛な表情を浮かべている=カン・チャングァン記者//ハンギョレ新聞社

 「民衆は犬や豚」と発言して物議をかもしたナ・ヒャンウク前教育部政策企画官が罷免された。中央懲戒委員会は19日午後に会議を開き、ナ前企画官の罷免を議決したと人事革新処(処は庁に該当)が明らかにした。国家公務員法上、公務員の懲戒には罷免、解任、降格、停職、減俸、注意があり、罷免は最も強い懲戒となる。ナ前企画官は今後5年間、公務員任用が制限され、年金は半分水準に削られる。同処は事案の重大性を考慮して中央懲戒委員会を別途に開催し、迅速に決定した」と説明した。

 中央懲戒委はナ前局長を罷免議決したことについて「今回の事件が公職社会全般に対する国民の信頼を失墜させた点、高位公職者として守るべき品位を大きく傷つけた点を考慮し、最も重い懲戒処分を出すことが必要と判断した」と明らかにした。

 中央懲戒委は懲戒議決の結果を教育部に送付する予定だ。教育部長官は懲戒議決書を受けた日から15日以内に懲戒処分をしなければならない。教育部は先週13日、ナ前企画官に対する罷免議決を中央懲戒委に要求した。ナ前企画官が今回の決定に不服な場合は30日以内に訴請審査を請求することができる。

キム・ジンチョル記者(お問い合わせ japan@hani.co.kr )

韓国語原文入力:2016-07-19 20:03

https://www.hani.co.kr/arti/politics/administration/753045.html 訳Y.B