原文入力:2009-07-21午後09:05:05
教育請願審査委“手続き上問題”…懲戒適切性の判断はせず
チョン・ミニョン記者
昨年12月中学校1・2学年を対象に行われた‘全国市・道連合学力評価’(一斉試験)時、学生たちの体験学習を許諾したという理由で罷免された私立学校教師に対する懲戒処分が取り消しになった。
教員請願審査委員会は21日「学校法人鹽光学院が鹽光中ファン・チョルフン(49)前教師に下した罷免処分に手続き上の問題があり懲戒を取り消すことに決めた」と明らかにした。
審査委関係者は「今回の懲戒の手続きに問題があっただけに、全国単位学力評価に反対したのが罷免理由になるかどうかに対しては判断を下さなかった」として「必要な手順を踏み学校側が再びファン前教師に対して懲戒を下すならばその時に判断できるだろう」と話した。審査委は懲戒委議論過程でファン前教師が忌避を要求した一部懲戒委員が排除されなかった点などを問題にしたことが明らかになった。
これに対してチョ・ジュンギ鹽光中校長は「今回の審査委決定は手続き上の問題を指摘したものであり懲戒処分自体が誤っているという判断ではない」として「必要な手順を踏み再びファン前教師に対する懲戒を推進する」と明らかにした。
先立って審査委は先月9日にも学校財団の不正を暴露し罷免処分を受けたキム・ヒョンテ陽川高教師に対し手続き上の理由で懲戒無効決定を下した経緯がある。審査委決定によりキム教師は先月25日から学校に出勤し始めたが、5日後の先月30日財団側から再び職位解除処分を受けたのに続き、去る1日には在宅勤務命令を受けた。陽川高は22日午後キム教師に対する懲戒委員会を再び開く予定だ。
チョン・ミニョン記者minyoung@hani.co.kr
原文: 訳J.S