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検察‘パク・チウォン粗探し’移牒

https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/367036.html

原文入力:2009-07-21午後08:56:11
内密調査中断…関税庁などに関連資料渡し
“告発すれば捜査”…“恥をさらしただけ”内部批判も

パク・ヒョンチョル記者

チョン・ソングァン検察総長候補者人事聴聞会の時、パク・チウォン民主党議員が公開した資料の流出者を捜し出そうとしていた検察が、内外の反発と非難を意識して結局調査を中断した。

ソウル中央地検外事部(部長 ファン・インギュ)は21日「懸案の性格上、該当機関が徹底した監察調査を通じて真相を糾明することがより効果的だと判断した」として「この間に確認された資料を該当機関に渡し調査の参考にするようにした」と明らかにした。‘該当機関’には今までに知らされた関税庁の他に韓国観光公社なども含まれることが分かった。検察は「経緯把握がある程度できた」と明らかにし、情報流出者の身元把握に進展があったことを表わした。検察はこういう方針を明らかにして“該当機関が後ほど情報流出者を告発したり捜査依頼をすれば捜査に着手する方針」と余地を残した。該当機関の告発受付という形式を借りて‘自然に’捜査を再開することができるという意を表わしたものだ。

しかし今回のことで検察は再び体面を台なしにした。感情的動機で内密調査を始め世論が不利になるや他の機関にことを押し付けるような格好になったためだ。法務部のある関係者は「検察の立場ではひそかに経緯を把握してみようとしたが、外に公開されて恥さらしになった」として「そうでなくても世論が良くないのに検察がすべき仕事のない組織に見えるかと思えて心配」と話した。

パク議員は去る13日チョン候補者が事業家と夫婦同伴で国外ゴルフ旅行してきた事実などを暴露し、検察はチョン候補者の辞退直後に個人情報が流出した経緯を内密調査し始めた。パク議員は去る20日「(関税庁職員内密調査は)大統領府から始まったもので国家情報院が検察に話して調査が始まった」として報復捜査疑惑を提起した。

パク・ヒョンチョル記者fkcool@hani.co.kr

原文: 訳J.S