原文入力:2009-07-20午前07:50:22
盧前大統領未公開‘進歩の未来’遺稿で明かす
“政権が変わって世の中が変わることを期待するのではなく…”
イ・セヨン記者
盧武鉉前大統領は“政権が変わって世の中が変わることを期待するのではなく、人々の考えを先に変えて政権を変えようと努力をすることが正しい”と遺稿で明らかにしたことが分かった。
<ハンギョレ>が19日単独入手した盧前大統領の未公開遺稿によれば、彼は「1987年の選挙では嶺南が分裂したのに、92年はチョン・ジュヨン候補が票を分けたのに(勝つことができず)、2002年は嶺南の一部がが湖南の票と提携できるきわめて特殊な構図であった。こういう構図はもう出てこないだろう」と前提にした後、「地域主義を越えることができるだろうか? 人々の考えが変わってこそ可能なこと」としてこのように主張した。
盧前大統領は続けて「市民が主権者として権利を探し正しく行使しなければならない」として‘学習して考える市民’になることを促した。
任期中‘左派政府’という攻撃を受けたことに関連しては「任期序盤に経済危機,議会構成,理念攻勢,世論の関心不足などで分配政策は持ち出すこともできなかった」として「後ほど好循環,同伴成長,ビジョン2030等の政策を出したが名前だけ付けてあいまいにしたり税金爆弾という言葉の爆弾に埋められてしまった」と残念がった。
遺稿は盧前大統領が<進歩の未来>という本を執筆するために今年初めから作成した5種の草稿でこの内一部(4次草稿)は先月公開された経緯がある。
イ・セヨン記者monad@hani.co.kr
原文: 訳J.S