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蔚山教育庁‘無理に編み上げた重懲戒’

https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/365999.html

原文入力:2009-07-15午後08:46:04
一斉試験拒否教師 別の懸案2件加えて‘解任’
キム・グァンス記者

蔚山,舞龍高チョ・ヨンシク(42・漢文)教師は去る13日蔚山市教育庁から解任懲戒通知書を受け取った。通知書に書かれた懲戒理由を見て彼はしばらく言葉が出なかった。彼は去る3月数人の生徒が一斉試験(教科学習診断評価)を拒否し体験学習に参加するという便りに前日休暇申請を出しこれらと同行した。市教育庁はこれと関連し、彼に停職処分を下した。だが彼の最終懲戒は解任だった。停職が解任に変わった理由は通知書に詳しく書かれていた。市教育庁が彼が受けた警告懲戒処分2件と今回の懸案を括って加重処罰したためだ。

市教育庁懲戒委員会は先に一斉試験と関連しては体験学習場に一緒にいた他の教師2人と共に停職処分を下した。ここに5月検察で名誉毀損疑惑で略式起訴された事件が加わった。これは公務員懲戒令と施行規則に‘互いに関連のない2以上の不正が競合すれば、責任が重い不正に該当する懲戒より一段上の懲戒ができる’という規定を適用したものだ。チョ教師は昨年C高運営委員会を批判する文を当時勤務していた女子高内部通信網に上げ一部父兄運営委員から告訴された。市教育庁はこれと関連し減給1ヶ月の処分を下した。

また2007年5月頃、民主労働党大統領候補として出馬したシム・サンジョン候補側が作成した文を民主労総蔚山本部掲示板に上げ、昨年4月公職選挙法違反疑惑で罰金50万ウォンの刑を受けけん責処分を受けたことも加重処罰の対象だった。

チョ教師は「三つの懸案が皆性格が異なり、二つの懸案は警告懲戒で終わったが、これらをまとめて加重処罰したことは一斉試験の件だけで解任しようとしたが非難世論が起きると見て普段から市教育庁の教育政策に批判的だった私を標的にしたもの」と主張した。市教育庁側は「規定により懲戒をしただけで標的懲戒ではない」と明らかにした。

蔚山/キム・グァンス記者kskim@hani.co.kr

原文: 訳J.S