登録 : 2016.01.29 01:00 修正 : 2016.01.29 09:04

北朝鮮核問題への対応、米中の見解の違いに困惑

ユン・ビョンセ外交部長官が28日、ソウル鍾路区の庁舎でトーマス・シャノン米国務長官特別補佐官に会い握手している=ニューシス
 北朝鮮の4回目の核実験への対応策をめぐり27日に行われた、ジョン・ケリー米国務長官と王毅・中国外交部長の協議が、両国の見解の違いを再確認するレベルにとどまり、中国の「積極的な協力」を強調してきた大統領府が苦しい立場に立たされた。中国が、韓米などが主導する国際社会の強力な対北朝鮮制裁一辺倒の対応に、明確な拒否の意思を重ねて示したからだ。朴槿恵(パククネ)大統領は13日の対国民談話と22日の外交・国防・統一部の業務報告の際、「中国役割論」を再三強調した。政府は28日、一応「中国の建設的な役割に期待する」(チョ・ジュンヒョク外交部報道官)としながらも、中国政府がすでに反対の意思を明らかにした5カ国協議を推進する意向を再びのぞかせた。

 チョン・ヨングク大統領府報道官は28日、「韓米間の緊密な連携をもとに、中国の建設的協力を牽引するため、多角的な努力を続ける」と述べた。チョン報道官は、「6カ国協議の枠組み内で、5カ国間の協力を強化するため協議を続けたい」と述べた。ユン・ビョンセ外交部長官も同日、トーマス・シャノン米国務長官特補兼政務次官指名者と面会し、5カ国協議などの推進過程で韓米が緊密に協議することにしたと、外交部が明らかにした。

 問題は、政府が5カ国協議を推進する限り、中国の「建設的な協力」を引きだすのが難しくなるという点にある。6カ国協議の議長国である中国政府は、北朝鮮を除いた5カ国協議の推進が北朝鮮の反発を招いて朝鮮半島の緊張をさらに高める恐れがあり、6カ国協議の無力化につながりかねないとして、5カ国協議に反対している。セルゲイ・ラブロフ・ロシア外相も「6マイナス1(北朝鮮を除く5カ国)会談を開こうという韓国の提案は、良い考えではない」と反対の意向を明らかにした。

 苦しい立場に追い込まれたためか、政府高官は「米中協議の結果は予見されていた」とし「(国連安保理の制裁決議と関連した)交渉はこれからなので、もう少し見守ってもらいたい」と述べた。

チェ・ヒェジョン、イ・ジェフン記者(お問い合わせ japan@hani.co.kr )

韓国語原文入力:2016-01-28 19:46

http://www.hani.co.kr/arti/politics/bluehouse/728355.html訳H.J

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