原文入力:2009-07-08午後08:01:28
[盧前大統領 10日に49齋]‘民主主義後退’緊急点検
警察, 逝去以後 100人超 連行…1年前‘ロウソクのあかり’弾圧も
検察, 公安通 前面に出てPD手帳など騒々しく‘お仕置き’
パク・スジン記者,ソク・ジンファン記者,シン・ソヨン記者
←釜山大学校側が10日に開かれる予定の盧武鉉前大統領追慕公演‘また風が吹く’公演舞台施設の搬入を防ごうと8日午後バスとクレーン車などで釜山,金井区,長箭洞の学校正門を封鎖するや学生や市民が連座座り込みを行っている。 釜山/シン・ソヨン記者viator@hani.co.kr
ノ・ムヒョン前大統領の49日が翌日に迫る中で、去る5月23日盧前大統領逝去の後しばらく停滞した検察と警察の‘公安弾圧’が再び猛威を振るっている。‘いつそうだったか’というように強圧的態度を取り戻した公権力に対する批判世論が高まっている。
盧前大統領逝去直後、検察は急いでパク・ヨンチャ前テグァン実業会長捜査を終結し困惑する姿を見せた。だが、イ・ミョンバク大統領は公安通のチョン・ソングァン ソウル中央地検長を検察総長候補者として押し出し検察権を通じた‘統治基盤’確立を継ゴリ押しする意図を表わした。警察もやはり一線現場で可能な公権力を総動員し、追慕熱気を沈めることに総力戦を展開した。連行が日常化され、政府を批判する人々に対する押収捜索と召還調査が列をなした。公権力はむしろ過去よりもさらに強硬な姿で復活しているという評価も出ている。去る2日ソウル警察特攻隊が龍山惨事を再演する‘対テロ総合戦術訓練’をする場面は反省のない公権力の姿を象徴的に見せた。
警察は盧前大統領逝去の‘衝撃’から急速に抜け出し、再び鎮圧棒をを抜いた。警察は永訣式のまさに翌日の5月30日明け方、焼香所を奇襲的に撤去した。市民の非難があふれるや警察は態度を変え、盧前大統領の49日まで維持することにした焼香所がまた建てられることを止めなかった。
だが追慕熱気を恐れる政権と公権力の忍耐心はそれほど続かなかった。逝去一ヶ月後の去る6月24日、大韓民国枯れ葉剤戦友会など保守団体らが焼香所を奇襲撤去し、警察は待っていたようにこの日午後、焼香所残骸物を片づける市民を遮りこれに抗議する市民9人を連行した。
昨年のろうそくデモの時のように道路に出てきた市民を無差別に連行する姿も再演された。去る5月30日、ソウル市庁前のソウル広場で開かれた‘5・30汎国民大会’に参加した市民72人が一度に連行された。6月24日には市民社会団体主催で大漢門前の臨時焼香所で開かれた討論会に参加した31人が連行された。
閉ざされた広場も開かれなかった。盧前大統領の永訣式が終わった翌日に開かれた‘5・30汎国民大会’は警察がソウル広場を源泉封鎖し大漢門焼香所前で開かれた。市民・労働・社会団体と野4党が6月10日主催した‘6月抗争継承および民主回復汎国民文化祭’もやはり野党議員らが四日間広場で野宿座り込みを行った末にようやく開かれた。
現政権の‘トラウマ(ストレス障害)’となってしまったろうそく集会に対する仕置きも続いた。検察は<文化放送>‘PD手帳’製作陣に対する1年余りの捜査の末に先月18日製作陣5人を起訴した。誤った放送のせいで‘ロウソクのあかり’が起きたということが結論だ。検察は捜査結果を発表し、知人とやりとりした作家の電子メール内容を公開し当事者と市民団体の反発をかった。盧前大統領の逝去が‘被疑事実の過度な公表とこれにともなう侮辱’のためという批判が荒かったが態度を直さずにいる。わずか一週間前に被疑事実公表基準を用意するとして‘捜査公報制度改善委員会’を構成した態度は跡形すらなかった。
‘ロウソクのあかり消し’競争は警察も遅れをとらない。去る6日ソウル,鍾路警察署は昨年5月のロウソクのあかり文化祭に参加した‘ロウソクのあかり乳母車と共にするロウソクのあかり家族’カフェ会員44人に道路無断占拠疑惑で出席を要求した。またろうそくデモ以後に作られたカフェである‘民主世代386’,‘愛国ロウソクのあかり全国連帯’等の会員の自宅を押収捜索しこれらのコンピュータなどを持っていった。
イ・ジェジョン弁護士は「インターネットに‘集まろう’という文だけ書いても警察は新たな扇動行為として見ている」として「これは‘ミネルバ’を拘束捜査したことと同じ表現の自由に対する深刻な侵害であり弾圧」と批判した。
パク・スジン,ソク・ジンファン記者jin21@hani.co.kr
原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/364725.html 訳J.S