原文入力:2009-07-05午後07:12:15
ソウル市教育庁 条例立法 予告
チョン・ミニョン記者
今後、ソウル地域の教師や教育庁所属公務員の寸志授受等の不正を申告すれば最高3000万ウォンの報奨金を受け取れることになる。
ソウル市教育庁は所属公務員の不条理を根絶し清廉度を高めるために‘不条理行為申告報償金支給に関する条例’を立法予告したと5日明らかにした。
条例案びよれば△業務と関連して金品やもてなしを受ける行為△職位を利用して不当な利益を得たり教育庁財政に損失を及ぼす行為△ソウル市教育庁の清廉度を傷つける行為など、ソウル市教育庁公務員たちの不正を告発する場合、申告者に報奨金が支給される。金品・もてなし授受は該当金額の10倍以内、職務関連不当利得は追徴・還収額の20%以内の金額を報奨金として支給するものの、報奨金支給額が3000万ウォンを越えないようにした。
不正行為の申告は書面や電話,ファックス,郵便ででき、ソウル市教育庁ホームページ(sen.go.kr)の‘クリーン申告センター’を通じても行うことができる。市教育庁関係者は「今回の条例導入が教員の寸志授受や給食不正などを根絶する契機になると見る」と明らかにした。
これに対して全国教職員労働組合ソウル支部は「学校現場の不正を清算するという根本的な趣旨には同意するが、学校給食や教科書選定など大多数の学校不正問題は申告褒賞だけで解決しようとするのはまったく足りないのが現実」として「どれほどの実効性があるのか疑問を感じる」と明らかにした。
チョン・ミニョン記者minyoung@hani.co.kr
原文: 訳J.S