原文入力:2009-07-03午後07:26:49
放通委・文化部主催 国際会議で
チェ・シジュン委員長 ‘規制必要性’ 強調
ク・ポングォン記者
政府が主催した国際会議で外国の発表者らが韓国でインターネットを通じた表現の自由が萎縮している状況を憂慮する声を一斉に発した。
3日放送通信委員会と文化体育観光部が駐韓英国大使館と共同でソウル,太平路のプレスセンターで ‘デジタル時代 表現の自由’ を主題に開いた国際コンファレンスで参席者たちはインターネットで表現の自由と政府規制の必要性を巡って熱い論争を行った。
イオン ブラウン英国オックスフォード大学教授は ‘人権とインターネット規制’ という主題発表を通じて「政府は表現の自由を保障するための法を制定すると同時に、監視と検閲を助長する技術や法令は制限しなければならない」として「表現と情報伝達の自由は清廉な政府を確立するためにも必須」と強調した。
英国下院でインターネット政策をリードしているデリック ワイオッ議員(労働党)も ‘地球的次元でインターネット統制が可能なのか’ という提案で「英国の場合、インターネット規制は民間自律でなされるのが特性」と紹介した。彼は<ハンギョレ>記者と別に会い「インターネットで本人を確認しようとする政府の試みは愚かなこと」として、イ・ミョンバク政府になってインターネット実名制が強化されている流れを批判した。ハンス・ハインスブルック駐韓オランダ大使も「インターネット上の世論を遮断しようとする努力は大衆の関心をむしろ増幅させうる」として「デジタル経済でインターネットの表現の自由を制限するのは限界がある」と話した。
このように外国発表者と討論者は皆政府のインターネット規制を批判的な意見を出した反面、チェ・シジュン放送通信委員長とユ・インチョン文化体育観光部長官はインターネット逆機能を防ぎ社会秩序維持のための適切なインターネット規制の必要性を強調した。チェ委員長は開会辞で「インターネットは自由な表現の空間だとしても逆機能までは正当化できない」として「インターネットワールドも現実の世の中と同じように守らなければならない約束が存在し、他人の権利もまた保障されなければならないという事実を共に認識して実践する努力が必要だ」と話した。 ク・ポングォン記者starry9@hani.co.kr
原文: 訳J.S