原文入力:2009-07-01午後10:40:52
親しい友人も慰労どころか無視
保険加入しようとすれば職業欺いて
イ・ワン記者
「友人たちにも、本当に親しい友人や学校の友人には言えません。酒場女だ、それで体売るんだ、そんなことが強いからそうみたいです。警戒して無視して…」ルームサロンなどで働いたり、働いたことがある女性たちは‘仕事をして日常的に体験する社会的差別がさらに深い疎外と傷を残す’と語った。
‘反性売買人権行動 イルム’のピョ・ジョンソン活動家は去る6月30日梨花女子大で開いた‘性販売女性が経験する社会的差別’討論会で「社会が性販売女性らに突きつける定規は存在するが、性販売女性が社会に突きつける批判の声をどのように聞くのかに対する談論は不在だ」と指摘した。
この団体が昨年性販売女性10人にインタビューした内容によれば、これらは家族,友人のように近い人はもちろん、仕事場を抜け出し保険加入をする時など、社会生活でも深い傷を負っていることを察することができる。
「保険加入する時が一番苛立つ。職業欄に常に化粧品販売員というように嘘をつかなければならなくて。それ自体が差別だと思う。特に女性の病気は(保険に)入れないようにするでしょう。」
「家族が知ることになれば私を追い出すでしょうし、戸籍から抜いてしまいそうだし、二度と会わないと思ったり、私が仕事をしているのを知らない友人らが知ることになれば無視するでしょう。」
「私が思うには、本当に親しい友人と考えたその友人に事実をありのままに話をするでしょう。‘私率直に言って売春している’と。初めは‘そんなことをどうしてするの,やめろ’そのように助言をするでしょう。ところが次からは連絡なくて。」
ソン・ギョンスク全北女性人権支援センター長はこの日の討論会で「性販売女性が被害者だという人権問題をこの間知らせてきて、法的・制度的支援を一部なりとも確保したけれど、この人々が体験する社会的烙印はむしろさらに強化されている」として「性売買を正当化する性産業の構造と性の商品化などを阻止しようとするには差別の現実をもう少し表わすなど性販売経験女性と非経験女性とが連帯しなければならない」と強調した。
イルムは性販売女性が別の人生を試みることに対する支援とこれらの健康権・住居権の保障などを要求した。
イ・ワン記者
原文: 訳J.S