原文入力:2009-07-01午後10:04:14
常任委員長も野党も参加しない間…議事棒‘タンタンタン’
法的効力論難…対立激化
キム・ジウン記者,ソン・ホジン記者
ハンナラ党は現行非正規職法が施行された初日の1日午後、チョ・ウォンジン幹事など環境労働委員会所属議員8人だけが参加する中で、環境労働委全体会議を開き非正規職法改定案の奇襲上程を試みた。しかし、この日の会議は民主党所属チュ・ミエ委員長と野党議員らが参加しない中で電撃的に行われ、法案上程の適法性論議と共に非正規職法改正案処理を巡る与野党の対立がより一層激化するものと見られる。
チョ・ウォンジン ハンナラ党幹事は「今日、1時間30分以上(常任委)開催の要請をしたが(チュ委員長が)開催しないのは司会権忌避・拒否と見られる」として、チュ委員長の代わりに常任委開会を宣言した。彼は「私が司会をすることになったのは国会法50条5項の規定に従ったもの」として‘非正規職法施行を3年猶予’というハンナラ党の非正規職法改定案など147ヶ法律案を一括上程した。ハンナラ党環境労働委院たちは続いてチュ・ミエ委員長辞退要求案を国会議案課に出した。
民主党はハンナラ党の奇襲上程企図に反発し、上程の効力がないと対抗した。また奇襲上程に対するハンナラ党の謝罪なしには非正規職問題を議論してきた3ヶ院内交渉団体の環境労働委幹事会議と与・野・労働界で構成された‘5人連席会議’も拒否すると明らかにした。チュ・ミエ委員長は「会議進行を拒否していないし(開催に対する)与野党幹事間協議ができず協議を待っていた」として「法案上程効力可否を論じる価値もない」と話した。民主党幹事のキム・ジェユン議員も「司会権が委譲されていない状態で、与党幹事が一方的に常任委会議をしたことは議会民主主義の破壊であり国会を認めない態度」と批判した。
これに先立ちアン・サンス ハンナラ党院内代表はこの日午前、3ヶ院内交渉団体の院内代表と政策委議長が参加する6者会談を通じて非正規職法改定案を協議しようと提案した。民主党は6者会談提案を拒否し‘5人連席会議’を通じて対策を用意しなければなければならないと主張した。イ・フェチャン自由先進党総裁は非正規職問題解決のための国会特別委員会の設置を提案した。
キム・ヒョンオ国会議長はこの日午前、記者会見を行い「国会は深い研究と議論を通じて一時的施行猶予という臨時取り繕いの策でなく、我が国の雇用構造問題に対する根本解決策を考えてくれることを願う」として「非正規職法は与野党合意で処理しなければならない」と話した。
キム・ジウン,ソン・ホジン記者mirae@hani.co.kr
原文: 訳J.S