原文入力:2009-07-01午前01:37:31
非正規職法‘正規職転換’発効一日前
ナム・ジョンヨン記者
「2007年に非正規職法が施行され一緒に仕事をしている先輩8人が正規職になりました。それで夢ができて、‘私も正規職がなれるかな’と思い、より一層熱心に仕事をしましたよ。ところが、今や正規職転換どころかこんな風に解雇されて嫌になっちゃう。」韓国報勲福祉医療公団(報勲病院)で仕事をするユン・某(43)氏は6月の最後の日をやるせなく苦い思いで過ごした。非正規職労働者のユン氏は30日、契約が解約された。
政府とハンナラ党が非正規職法改定を推進し正規職転換対策を推進中だった公共機関でこの日、正規職転換をあきらめ契約解約をする事例が相次いだ。
報勲病院はこの日ユン氏をはじめとして非正規職23人に最終契約解約を通知した。ソウル・釜山・光州など3ヶ所の報勲病院で仕事をする調理士,行政・施設技能職,看護補助者などが対象だった。当初報勲病院は2007年の非正規職法施行に合わせ政府次元で用意された‘公共機関非正規職転換対策’により昨年までに約200人程度の非正規職を正規職に切り替えた。ファン・ミスク労組委員長は「当時2年に達していなかったため正規職に転換されなかった人々100人程度が年末までに解雇される」として「昨年、突然非正規職法改定議論が出てきた後、会社から正規職転換の話が消えた」と話した。
海洋水産開発院非正規職労働者13人もこの日契約解除された。海洋水産開発院は2007年の非正規職法施行に合わせ20人を無期契約職(正規職)に切り替えたが、時期を逸した人々には解雇が待っていた。契約解除通知を受けた労働者らは当時、無期契約職転換試験に落ち次の機会を待っていた。
<韓国放送>で仕事をする非正規職420人に対する構造調整計画もこの日から施行に入った。韓国放送は30日、契約が終わった18人をついに解雇した。産業災害医療院非正規職労働者30人余りも同様だった。住宅公社,土地公社も非正規職を解雇隊列に追い出した。キム・ジニル産業災害医療院労組事務局長は「これらは常雇い職であるだけに公企業が社会的責任を負わなければならない」と話した。
保健医療労組は報勲病院と産業災害医療院解雇労働者の復職を要求するために闘争に入るとこの日明らかにした。保健医療労組は「公共機関が先頭に立って非正規職法を悪用している」と強く批判した。民主労総も傘下支部に属する非正規職労働者の解雇撤回を要求し対政府闘争に出るところだ。
ナム・ジョンヨン記者fandg@hani.co.kr
原文: 訳J.S