原文入力:2009-06-28午後09:51:36
今年 財政赤字 51兆ウォン…財政部“2012年達成困難だ”
キム・ギテ記者
政府が無理な減税に加えて財政拡大政策を継続し、イ・ミョンバク大統領執権最後の年である2012年には財政収支均衡を成し遂げるという目標を達成しにくくなった。
ソ・ビョンス国会企画財政委員会委員長(ハンナラ党)は28日「政府は2012年までに財政均衡を成し遂げる計画だったが、景気浮揚のために財政支出を増やしたために目標を成し遂げるのが難しいという意見を伝えてきた」と話した。彼は「経済状況が流動的なので政府が2012年以後、いつ頃までに財政均衡に達することが出来るか判断することも時期尚早の状況」と付け加えた。企画財政部高位関係者も「今年の財政赤字が51兆ウォンに達すると見られ、今後も財政赤字は避けられず2012年までにバランスを取ることは現実的に難しい」と明らかにした。
政府は昨年10月国会に提出した国家財政運用計画で今年10兆4000億ウォンである財政赤字を毎年減らし、2012年には財政均衡を達成すると明らかにした経緯がある。また国内総生産(GDP)対応国家借金比率も2009年32.3%から2012年30.9%まで低くする計画だと発表した。しかし政府が今年3月に出した追加補正予算案では今年財政赤字が国内総生産の5%である51兆ウォンに増え、国家借金も国内総生産の35.6%にあたる366兆ウォンまで増えた。
一方、1997年外国為替危機後に執権したキム・デジュン政府は不良金融会社に対する大規模公的資金投入などで継続して財政赤字を記録したが執権最後の年に黒字を達成した。
キム・ギテ記者kkt@hani.co.kr
原文: 訳J.S