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裁判所 “KBS カン・ソンチョル理事 任命無効”

https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/362613.html

原文入力:2009-06-26午後07:10:58
シン・デソプ前理事 勝訴…チョン・ヨンジュ前社長 解任論難

ノ・ヒョンウン記者,イ・ムニョン記者

昨年7月解任されたシン・デソプ(52)前<韓国放送>理事の代わりに補欠理事に選任されたカン・ソンチョル(56)釜山大教授の任命処分を取り消せとの裁判所判決が下された。これに伴い昨年8月8日、韓国放送理事会のチョン・ヨンジュ社長解任推薦議決手続きも適法性論難を避けられなくなった。当時、理事会では新任されたカン教授を含めて与党側理事6人(理事総員11人)だけでチョン社長解任決議を強行した。

ソウル行政法院行政4部(裁判長イ・ギョング)は26日、シン前理事がイ・ミョンバク大統領と放送通信委員会(委員長チェ・シジュン)を相手に出した韓国放送補欠理事任命処分取り消し請求訴訟で原告勝訴を判決した。

裁判所は「シン前理事が在職していた東義大学校はシン理事任命当時歓迎の垂れ幕を掲げるなど暗黙的に理事職任命を承認した事実が認められるにも関わらず、理事職をひきうけた後、2年近くなった去る2008年兼職禁止義務違反などを根拠に教授職解任懲戒をした」として「懲戒理由が一部存在しないにも関わらず懲戒の裁量権を越えたもので無効」と明らかにした。

これに対して放送通信委員会関係者は「(カン理事任命権を行使した)大統領府と協議して対応方案を議論する」と明らかにした。

シン前理事は昨年7月東義大懲戒処分で教授職から解任され、放通委は国家公務員法欠格事由に該当するとして理事資格を剥奪した。先立って釜山地方裁判所も去る1月、シン前理事が学校法人東義学院を相手に提起した解任無効確認訴訟で「懲戒権を乱用した違法な懲戒処分で解任は不当だ」という判決を下した経緯がある。

ノ・ヒョンウン,イ・ムニョン記者goloke@hani.co.kr

原文: 訳J.S