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大漢門前 討論会 市民 やみくも連行

原文入力:2009-06-25午後06:50:57
南大門警察署長 “2人以上なので集会, 申告がなかったので不法集会”

イ・ギョンミ記者

←25日午前、ソウル徳寿宮大漢門前で市民焼香所関係者が前日の焼香所撤去以後、焼香所の場所で座りこみを行っている。 キム・テヒョン記者xogud555@hani.co.kr

ソウル徳寿宮,大漢門前のノ・ムヒョン前大統領 ‘市民焼香所’ が撤去される過程で、警察が市民30人余りを連行したことを巡って ‘恣意的公権力運用’ という批判の声が大きくなっている。当時特別な暴力事態もなかったし、それ以前まで別に問題とみなさなかった ‘道端の行事’ までを不法集会と規定し大挙連行したためだ。

文化連帯など10ヶ文化・人権団体は25日午前、大漢門前で記者会見を行い前日の24日夕方、自分たちが主催した ‘表現の自由擁護のための討論会’ を警察が不法集会として霧散させたことに対して抗議した。ミョン・スク人権運動サランバン活動家は「前日の討論会では警察が ‘集会’ なのかどうかの根拠とするピケ,スローガンはもちろん、はなはだしきはロウソクのあかり一つもなかった」として「警察が焼香所再設置を阻むために恣意的に不法デモと規定し連行して行った」と主張した。

警察は24日夕方8時頃、大漢門前で討論会が始まる頃、解散放送に応じない市民9人を連行した。だが警察は去る2日から23日まで同じ場所で毎日開かれていた路上特講や路上映画祭を問題視していなかった。

警察はまた夜10時30分頃と11時頃の2度にわたり周辺をうろついていた市民の中で14人を道路に立っていたという理由(一般交通妨害疑惑)で追加連行した。

これに対してヒョン・ジェソプ ソウル,南大門警察署長は「2人以上集まって共同の意志を表現すれば集会と見られ、事前申告がなかったので不法集会だった」として「この間、大漢門前で開かれた行事らも問題があったが追慕の雰囲気などの種々の事情で警察が自制していたこと」と話した。

一方、市民焼香所を運営してきた ‘市民葬主団’ 等は25日午後、記者会見を行い焼香所を他の所に移すと明らかにした。移す場所としてはソウル,堅志洞,曹渓寺が有力だと伝えられた。

イ・ギョンミ記者kmlee@hani.co.kr

原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/362364.html 訳J.S