原文入力:2009-06-16午後10:23:22
‘6・10大会’ ソウル広場 使用可否巡って葛藤 芽生え
“選挙法違反に不良供養”-“政治攻勢” 攻防
←民主党-ソウル市, 力比べ日誌
民主党とソウル市の力比べがきっ抗している。民主党はオ・セフン ソウル市長の選挙法違反疑惑を正面提起するなど、オ市長に対する圧迫程度を高めている。ソウル市も去る9~10日民主党がソウル広場を無断使用したとし弁賞金を賦課すると明らかにした。昨年、国会議員選挙の時のニュータウン論争に始まった両者の葛藤は来年の地方選挙まで続く展望だ。
両者の気力の戦いは去る8日ソウル広場使用を巡って始まった。民主党は6月10日 ‘6月抗争継承および民主回復汎国民大会’ を開くためにソウル市に広場使用を申請したが、ソウル市はこれを許さなかった。文化行事だけを開くことになっているソウル広場造成目的に合わないという理由であった。だが民主党は市の不許可方針に対抗し行事を強行した。
2発目のパンチを飛ばしたのは民主党だった。民主党は去る14日、論評でオ・セフン ソウル市長の選挙法違反疑惑を提起した。イ・ジェミョン民主党副報道担当者はこの日書面論評で「オ・セフン ソウル市長が12日ソウル オリンピック公園で開かれた ‘第59周年 6・25記念式および北核糾弾大会’ に参加し参戦勇士に激励金名目で金封筒を渡したのは選挙法違反」と主張した。これに対して、ソウル市は「大韓民国在郷軍人会法と条例に基づき毎年在郷軍人会と関連した記念日にソウル市予算で支援してきている」として「今回の行事も法律と条例によりなされたもので選挙法違反ではない」と反論した。
翌日の15日にはソウル市が反撃に出た。ソウル市は民主党が去る9日午後5時から10日午後11時まで、ソウル広場を無断使用したと見て131万6640ウォンの弁償金を賦課すると明らかにした。
そして16日民主党は再反撃に出た。チェ・ギュシク民主党議員らはこの日国会で「去る9日ソウル市が発表した ‘東北圏ルネサンス プロジェクト’ はオ市長の再選のための不良公約」と批判した。このプロジェクトは2020年までに計18兆ウォンをかけて城東・広津・東大門・中浪・城北・江北・道峰・蘆原区などソウル東北圏を経済・文化拠点都市に変貌させる開発計画だ。地方選挙を1年後に控えた時点で再選を狙うオ市長が支持率が弱い東北圏で人気集めのために作った広報性プロジェクトだという話だ。
ソウル市は民主党の行動が行き過ぎという立場だ。イ・ジョンヒョン ソウル市公報特補は「民主党のこういう態度こそ、来年の地方選挙を意識した政治攻勢ではないのか疑わしい」として「任期を1年も残した市長の正常な業務遂行を ‘不良公約’ ‘事前選挙運動’ というならば行政をやるなということか」と反問した。
これに対してチェ・ギュシク民主党議員は「東北圏ルネサンス事業のうち、一部はすでに終わっていたり進行中の事業であるのに、これを新しい事業であるかのように発表した」として「本当に重要な事業ならば選挙を1年後に控えて発表するのでなく任期初めに発表して推進するべきだった」と話した。
キム・ギョンウク記者dash@hani.co.kr
原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/area/360831.html 訳J.S